バンガロール市街東部、インディラナガールというエリアにあるTHE ANTS (The Action Northwest Trust)。ときどき足を運ぶ店のひとつです。
入り口には、我が家でも愛用しているコンポスト作りの素焼きポットも置かれています。Daily Dumpの素焼きポットや石けんの実もここで手に入るのです。
THE ANTSは、主にはアッサム地方の貧しい村に暮らす女性たちが作る木綿製品や籐製品、陶器類を販売している慈善団体です。
店内は、素朴な手作りの商品が際立つ、すっきりとした内装。木綿の衣類、インテリア雑貨、以前ここでもご紹介したマニプール地方の黒い陶器、籠製品などが販売されています。
ここの木綿の衣類は、生地がしっかりしているけれど肌触りがよく、また色合いが美しいことから、ときどき購入しています。下の写真は、2年前に購入したもの。
Bodo Weaves (ボド織)と呼ばれるもので、女性たちの手織りによって仕上げられています。デザインもなかなかにお洒落で、着心地もとてもよいです。
下の写真は、数日前に訪れた際、購入したもの。チャイニーズ風、マオカラーがかわいいトップです。ストライプを基調に、白い植物柄が浮かび上がっています。
丁寧で繊細な織りが、柔らかな肌触りで、これもまた快適な着心地です。丈が短めなので、パンツにもスカートにも合わせやすいと思います。オレンジ色も売られていました。
タグの裏には、ボド織りの歴史的な背景などの説明が記されています。また、フェアトレード組織であることのサインと、クラフトマーク(インド製手作り製品)のサインも見られます。
530ルピー(約1000円)で、丁寧に織られ、縫われた製品が手に入るとは、ありがたいことです。
フェアトレードですから、貧しい職人女性たちの手にも幾許かの収入が入ることになるわけで、できればこのような店で買い物をしたいと、いつものごとく思います。
今回は、黒い陶器の中から、マグカップと小さな鍋を購入しました。この鍋で調理をしたら、そのまま食卓に出せるのも便利で魅力です。保温効果もあり、一石二鳥なのです。
それから、大きめの買い物かごも購入しました。今までは布製のバッグを使っていましたが、この方が野菜や果物を入れやすいので。なかなかに頑丈なので、長持ちしてくれると思います。
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