片隅の風景＠インド

家の外に在る時に、書き留めたい瞬間に。

新しく、iPhoneを買いましたので、いつでもどこでも、ここに言葉を残せるようになりました。

過剰にならぬ程度に、残しておきたい光景や言葉を、少しずつ。

あたらしきものを使いて記し始める日。

書斎の一隅。お気に入りのマグのひとつ。good earthで買ったもの。コーヒーを飲みながら、夕飯のあとの幸せなひととき。

日々、薔薇の香りに包まれてをり。

朝晩、顔周辺に振りかけるはローズウォーター。目にもやさしい気持ちいい。自然派コスメティクスが豊かなのも、インドの魅力。

野菜とミルクがたっぷりのスープ

夕べもまたヘルシーな食事。風邪気味な夫のため、ガラムマサラを効かたキーマカレー。タマネギ、トマトをたっぷりと。ライスはなぜか日本米。そしてカボチャとカリフラワーのミルクたっぷりスープ。このスープがまた美味であった。

中央インドの片隅から

手織りテキスタイルの小さな展示会で、麗しいストールを見つけた。Rehwaと呼ばれるワーク。綿と絹が織りなす美。

薄暮のころになってようやく

二輪並んで咲いているハイビスカス。今日は庭に出る機会が少なく、気づかなかった。ごめんなさいね。

にぎやかな色をした花ら。

日本の台風を思いつつ、街へ出れば、いつもと同じ、混沌が普通の世界。力強い色がよく似合う国。さて。今日はもう、おやすみなさい。入力はだいぶうまくなりました。

まだ明けやらぬモンスーン

雨でぬかるむ土が乾く朝。風かろく、空澄み渡りて、鳥のさえずりのやさしく。あちこちで、木の葉が揺れている。

聖なるバジルで目覚める朝。

Tulsiという名の聖バジル。ホーリーベイジル。アーユルヴェーダでも推奨されている浄化作用の高いハーブだ。庭の一隅の鉢植えが、ずいぶん大きくなった。毎朝、白湯に葉を数枚浮かべて飲む。トゥルシティーの準備は、夫の担当。

ゾロアスター教徒の料理を味わう昼餉

オーガニックコットンやさしく。

首に巻くだけで、幸福と健康を招くストール。夫とわたし、一枚ずつ。

信号待ちの長い場所では。

街の匂いが、染み込んでくる。空が迫る。生きものが、迫る。

一日に、何度かのコーヒータイム。

南インドのコーヒーは、強くやさしく大地の香り。ブラックで、カフェラテで。飲み過ぎないよう、でも不可欠な飲みもの。

九州ガンディー

日本から夫へのおみやげ。

「これ、なんて読むの？」

「キュウシュウ ダンジ！」

「え？ キュウシュウ ガンディー？」

どんなガンディーよ。

朝陽スポットライト

まるで筋肉養成ギプスを装着しているが如き、iPhoneでの入力よ。

さて、今朝のハイビスカスは、10時近くになってようやく開花。おはよう。

デカン高原に、住んでいる。

吸い込まれそうなほどの青。

この空と、豊かな緑に出合うとき、

自分が住む場所は、高原なのだ。

と、いうことを、あらためて。しみじみと。

What are they doing?

土曜日のランチ。女性たちの集い。

昔ながらのバンガロー、即ち邸宅に暮らすファミリーフレンド。

女性たちが集まってのひととき。

なぜかスキンケアのレクチャーがはじまり。

お腹すいた。

タイルにやさしく陽はこぼれ落ち。

バンガローの魅力のひとつ。

楽しげに在るタイル。

空気に触れると、変化するもの。

土曜日の夕暮れどき。

旅先で買っていたワインを開ける。

鋭い味に、瞬間、ひるむ。

デキャンタに通してみる。

見事に、まろやかになる。

こんなにも、明らかな変化。