↑今回滞在した銀座のホテルのロビーからの眺め。台風一過の青空のもと、ビルの谷間に富士山が見える。
●かつてなく、多くの人と交流した日本旅のはじまり……
日本を離れて21年。米国在住移住初期は数年に一度だったが、父が他界したのを契機に、ここ10年以上は毎年帰国している。5月のニューヨーク、そして10月の日本は、久しく恒例の旅だ。
かつては日本へ帰るたびに、食べたいものを食べ、買いたいものを買い、会いたい人に会いに行き……と、年に一度の願望を満たすべく精力的に動いていたが、ここ5、6年はスローダウンしていた。
ところが今回。ゆるゆると旅の計画を立てるうちにも、気がつけば多くの人と会う機会がたっぷりの、かつてなく社交的な旅となったのであった。尤も、予定が立て込んだのは、2週間のうち、後半の1週間。ゆえに福岡滞在中は、ミューズ福岡のイヴェントを除き、ほとんど人に会うこともなく、ヘアサロンやスパへ行ったり、買い物をしたり、実家でのんびりしたりと、かなりスローに過ごしたのだった。
旅の途中、Instagram→Facebookにアップロードした写真と言葉に加え、撮影したものの使っていなかった写真を何枚か併せて、ここに整理しておく。
ただいま福岡! ついこの間、見たばかりのような気がする到着ロビーの博多祇園山笠。ところで今回は、香港経由で帰国した。インド移住以来、毎年シンガポール航空を利用して福岡もしくは東京に入っていたのだが、今年は今まで使っていたフライトが減便され、とても不便なことになっていた。
止むを得ずキャセイ航空を利用することにしたのだが、これも帰国便の乗り継ぎが悪い。長く過ごすにも、慣れたチャンギ空港の方が気分が落ち着く。バンガロールと日本が益々、遠くなっているようで残念だ。
Today, I stopped by several shops in Tenjin, the center of Fukuoka city. I knew the charm of Kasuri since I lived in India. The origin of Kasuri is Indian Ikat. Today, Marugame Ikat Textile which is the Kurume city 's Kasuri brand was exhibiting spot sale. I saw an characteristic top with a slightly greenish indigo. One of my favorite flowers, Tsubaki (camellia) is a motif. The man in the photo is the fifth generation of Marugame Ikat Textile designed it. I am sure that I will wear it many years!
大丸で行われていた久留米絣の展示即売会。椿柄のトップが気に入って購入した。インドを知る前だったら、きっと足を止めなかったであろう。インドに移り住み、伝統的なテキスタイルに触れ合うにつけ、手織り、手染め、手刺繍、手絞りの魅力に引き込まれてきた。久留米絣のふるさとを訪れ、工房を取材し、当時連載していた西日本新聞の『激変するインド』に記事を書いたこともある。
写真の男性は、丸亀絣織物の五代目、丸山重俊氏。久留米絣といえば、祖母の時代の着物やモンペ、老人の衣類というイメージが強く、昨今では高価な趣味の服という印象であった。しかしここ数年のうちにも、若い世代の活躍が見られるようで、絣を洋服に生かしたさまざまな試みが行われているようだ。
実はインドでも同じような傾向が見られている。従来インドでは、木綿製品とは廉価だったが、最近のお洒落なブティックなどでは、木綿のイカット製の洋服が、軽く1万ルピーを超えるのを目にする。日本円にして2〜3万円する綿の服というのも、ざらに見られるようになった。インドにおけるその高騰ぶりはさておき、伝統工芸が姿を変えながらも、人々に愛され、身にまとわれているというのは、いいものだ。
少し緑がかった藍色の、独特のトップ。実は予想外に生まれた、失敗作から転じた色なのだという。わたしの好きな花、椿があしらわれているのが、とてもいい。着心地も、とてもいい。大切に、着ようと思う。
★列車に揺られ久留米絣の古里を訪ね、藍染め工房へ (←Click!)
When I was a freelance writer in Tokyo, I took a three-month long vacation and traveled all over Europe by train. At that time there were no digital cameras and no internet. Most of the space in the luggage was occupied by many films. As I traveled alone, there were plenty of time. I wrote postcards for my family almost everyday. I read the hundreds of postcards left behind by my parents' house, and the nostalgic journey revives.
フリーランスのライター兼編集者として東京で独立をしたとき、年に9カ月働き、3カ月は休暇を取ると決めた。最初の年、その目標を実現すべく、3カ月間、欧州を列車で旅した。自分のための旅のノートも綴ったが、家族宛のポストカードも毎日のように記した。
当時、父は単身赴任だったこともあり、両親、そして妹夫婦にとそれぞれ送ったカードは、200通を超えた。無論、ここに残っているのはその6割程度であるが。
インターネットもデジタルカメラもなかったけれど、20年以上たった今も、大して色あせることもなく、当時の記憶を鮮明に引き出してくれる。手書きの温もりとともに、行間から当時の自分の思いが滲み出す。懐かしい。
These I brought from India are important to my body and mind while traveling. Fitbit is the gift from Arvind. It’s quite useful!
インドから持って来た旅のお伴。お気に入りのコーヒーは不可欠。スピルリナなどのスーパーフードは、白湯にターメリックや蜂蜜とともに入れて毎朝飲む。食べ過ぎのときにはプディンハラ(ミントのオイル)、外食が続いたら、整腸作用のあるトリファラを。今年は旅行用のヨガマットも調達。薄くて軽く、滑らず便利。しかし、実家が狭すぎて、場所の確保がたいへん。玄関先のスペースで、壁に腕をぶつけながらのエクササイズ。
Fitbitはアルヴィンドから旅の数日前にプレゼントされた。今年に入って本気の筋トレを始めた彼。マシンやら重量挙げ(?)やらを買い込んで、週に3、4回、トレーナーに来てもらっては鍛えている。ミホも身体の様子をモニターすべきだと言われ……。
一日に何十回も階段を昇降し、家と庭が広めのバンガロールでは、外出をせずとも、1日1万歩は、軽く超えられる。
ところが日本に来たら、近所に外出しても数千歩。天神に出かけてようやく1万歩。いかに毎日、自宅で歩いているかを実感した。太りやすいお年頃と言いつつも、太りやすいわたしが「ミディアム・デブ」を維持できているのは、家でも歩いているからだということを再認識した。落ち着きがないと言えば落ち着きがないのだが。
一方、インドでは安静時の心拍数が常に60前後なのに、日本に来てからは70前後。きっと、なにか、いろいろと違うのだな。お酒を飲むと、心拍数が一気に上がることも学んだ。飲み過ぎ注意である。Fitbit、お勧めです。
さて、今日は学生向けのセミナーだ。昨日、贅沢にも2時間コースのマッサージを受けて、身体の調子もよい。暴走しすぎぬよう、語りましょう。
●10月14日(土)「ミューズ福岡」始動! 語り、語り合う午後
Today, I held a seminar and a roundtable discussion for collage students in Fukuoka. It was really wonderful to share my experiences with youngsters. I was also inspired by the conversation with them. Thank you!
昨年の帰省時、衝動的に立ち上げた「ミューズ福岡」。今回、第一回目のイヴェントを実施した。
【追記】なずなさんとまちさんが困った顔をしているのは、直前で予定していた会場を使用できなくなる事態が発生(←インドかよ!)、「交渉結果待ち」の微妙な時間だったから。結果、急遽、学内のカフェにて、パワーポイント資料をほぼ使わずの座談会形式としたが、それはそれで、いい感じだった。
★ ★ ★
仕切ってくれたのは、昨年末から年初にかけて、バンガロールでインターンをしていた九州大学生のなずなさんと、彼女の友人で西南学院大学生のみくさん。彼女たちの友人に加え、やはりかつてバンガロールでインターンをしていたまちさんが、東京から駆けつけてくれた。そして、昨年「ミューズ福岡を立ち上げよう」と盛り上がった、パリに久しく住んでいた友人のみささんほか、社会人の参加者も。
セミナーというよりは、質疑応答を交えつつの座談会形式。二次会の夕食でも会話は尽きず、それぞれに盛り上がる。参加者はグローバルなセンスを持つ優秀な学生たちばかり。自分の大学時代に比すれば、なんて手が届きやすい場所に世界への扉が広がっているのだろう……とさえ思う。ゆえにわたし自身もまた、刺激を受けた夜だった。
蔦の絡まる建物がすてきな西南学院大学。今となっては、下関の田舎にあった梅光女学院大学での日々は有り難き思い出だが、一方で、都市部にある、こんな大学にも通ってみたかったと今更ながら憧れる。
早めに到着したので、サザエさん&長谷川町子像の前でセルフィーなど撮りつつ、遊ぶ。
実は今朝、少しいやな予感がしていた。
今回の会場となるのは、西南学院の図書館にあるプレゼンテーションエリアの予定だったのだが、学外の人が本当に使えるのだろうか? とふと脳裏をよぎったのだ。とはいえ、今回取りまとめをしてくれている一人は西南学院大学生。大丈夫だろうとは思っていた。ところが……。
まさかの「使えません!」な事態発生。いやな予感、的中!
教授経由で使用願いを依頼していたらしいのだが、教授が図書館への申請を忘れていたのか、何らかの不備があったらしく、申請履歴がデータに残っていないので、図書館側から受け入れられないと言われてしまったのだ。
折しも教授はドイツ出張でつかまらず。土曜とあって、正規の職員がいないため、異例の措置は取れないと窓口の担当者からは拒絶され……。
ここはインドなのか?! いや、インドだったらむしろ融通は利くかも。などと思いつつ、しかし臨機応変な対応は、インドで学ばされる技のひとつ。なんとかなるだろう。いや、なんとかしよう。
イヴェント開始30分前。まだ会場が決まらずに困った感じの3人。しかし、まちさんは困った顔ポーズをしながらも、テキパキと近所のカフェを検索、万一に備えて予約をしてくれた。
まあ、パワーポイントがなくても普通に語れるので問題はないが、しかし写真がある方が臨場感が出る。幸い人数は20名に満たないから、参加者には申し訳ないが、パソコンのモニターを見せつつ語るとする。
結局、図書館に隣接する学内のカフェが急遽、会場に。いい感じで隅っこなので、坂田が他のお客さんがいない方向に向かって話せば、周囲に迷惑もかからないだろうと判断。
久しくパリに住んでいた友人のみささんも、急遽、駆けつけてくれた。ひいらぎというお店のたいやきをお土産に。このたいやきがおいしくて感激!
こんな状態で、3時間近く、語る。みささんともう一名、社会人経験豊かな2名の参加があったので、彼らも経験を語りつつ、セミナーというよりは、濃厚な座談会状態だった。
南インド産のカカオで作られたアルチザン・チョコレートもお土産に。
終了後は、近所の「もつ鍋店」にて、打ち上げ。参加者全員が自己紹介をし、出会った人同士が活発に話し合えた。ムンバイのスラムでヴォランティア経験がある人、インド各地を旅したことのある人……。
ここで記すに尽きぬ、自分が大学生の時とは本当に違い、知識も経験も豊富、目指す先が明確で怜悧な学生たちばかりで、本当に頼もしく思った。これからも、何らかの形でミューズ福岡の活動を続けていければと思う。
なずなさん、まちさん、ありがとう&お疲れさま! また近々会いましょう。
●10月15日(日)大濠公園の「花の木」にて、少し早めの誕生会
We celebrated my mother’s 79th birthday in advance. The restaurant “Hananoki” opened in 1953, and it’s the oldest French restaurant in Fukuoka. From the dining room, you can see the Ohori Park and a large pond. The lunch time must also have a wonderful view. I'd like to come with Arvind next time!
5日ほど早いが、母の誕生日を祝うべく、妹夫婦と4人で大濠公園のフレンチレストラン「花の木」へ。
半年ほど前、ロイヤル創業者江頭匡一氏のことを調べていたときに、この店の存在を知った。母と妹は、昔、来たことがあるらしいが、わたしは訪れたことはなかった。
ゆとりある空間。眺めのよいダイニング。そしてほどよいヴォリュームで、上品な味付けのコースメニュー。ソムリエに相談して出してもらった南アフリカ産の赤ワイン(名前を失念)も、ほどよくおいしい。
前菜からデザートに至るまで、今のわたしの嗜好にぴったりと叶った内容だった。
夜よりもむしろ、昼間の方が、開放的な景観が楽しめるかもしれない。次回はアルヴィンドと一緒に来ようと思う。
●10月16日(月)旅の後半は時間の余裕がないので、天神でショッピング再び
I understand that it is not preferable to introduce extreme aspects of different cultures as if it were common. However, I would like to show you the photo. In the underground of Japanese high-end department stores, there are supermarkets that sell high quality foods. Speaking in London, these are like Harrods. Every time I come here, I get the impression that Japanese fresh food items are treated like jewels. One melon is 200 US dollars. A grape is about 40 US dollars. Surprisingly, there was a banana that cost more than $ 10 a piece! It is said that you can eat banana skin, too. How does it taste? Should I have tried?!
本日、1本1296円のバナナ発見! 皮まで食べられるらしい。話のネタに、試してみるべきだったか。最近、高価な輸入フルーツを販売しているトムズのフルーツ店。先日は、米国輸入のダークチェリーの価格について、店の兄さんとあれこれ話したところだった。彼に見せたい一枚だ。
●おしゃれに生まれ変わった畳縁。いろいろなものが、作れそうだ
These are souvenirs for the members of Muse Creation’s Team Handicraft. The tapes are the rim of “Tatami Mat". The design has Japanese traditional patterns and modern patterns. Well, what kind of products will be made?
岩田屋で開催されていた倉敷からの展示即売。畳の縁を使ったテープの魅力に引き込まれ、選びきれずにたっぷり衝動買い。ポリエステル製ということもあり、値段はお手頃。ミューズ・クリエイションのチーム・ハンディクラフトのお土産に。日本的な模様は、インド人はじめ外国人に人気があるし、畳の縁というストーリー性も楽しい。自分でも、なにか作ろうと思う。
FLAT(←CLICK!)
こちらも倉敷ものの地下足袋風シューズ。履き心地、最高。何しろ毎日、家の中だけで1万歩超、歩いているインドでの暮らし。部屋履きにぴったりだ。
旅の前半、なるたけ実家でヘルシーな食事を味わう。こういう料理が、本当にありがたい。
母へのお土産。バンガロールにあるハンドブロック・プリントのお店、Spring Rhythmのバッグ。
ちなみにジャケットもパンツもインドもの。インドの天然素材を用いた衣類は、本当に肌にやさしく、着心地がいいのだ。
Today is the last day in Fukuoka. I'll go to Kobe by Shinkansen (bullet train) tomorrow.
●10月18日(水)ジャパン・レイルパスを携えて、新幹線旅の始まり……!
On the way to go to Kobe! Japan Rail Pass is quite useful.
新幹線で新神戸へ移動中。旅のお供はジャパンレイルパス。あちこち旅をしないと「元が取れない」微妙なプライス。今回は名古屋、東京と旅するので、少しばかり、お得感あり。
写真は昨日のランチ@ごはん家椒房庵。佐賀在住の元ミューズ・クリエイションメンバーが、わざわざ会いに来てくれたのだ。ミューズ福岡のセミナーに続いて、2度目の同窓会。日本でも、デカン高原の風が吹く。
さて、今夜はニューヨーク在住時の仕事仲間(正しくはクライアント)と久々の再会。楽しみだ!
It is my second time that I visit Kobe. I visited here in 1993 to write the special issue of Kobe for a magazine. Two years after that, Kobe was hit by the great earthquake and the city was devastated. The Oriental Hotel where I am staying this time was founded in 1870, but the building collapsed at the time. The new hotel was reborn in 2010.
I had dinner with a guy who was a client when I was working in New York. Currently, he is working at a girls’ university. I will give a lecture to his students tomorrow.
神戸を訪れるのは2度目。1度目は震災前、雑誌の取材で訪れた。新神戸駅からホテルまでのタクシーから眺める街は、初めての光景。ホテルのロビーから眺める絶景に、心を奪われた。オリジナルは創業1870年の由緒あるオリエントホテル。インドとのつながりも深いこのホテル。20世紀初頭、タタ・グループの創始者、ジャムシェトジー・タタは神戸を訪れ、神戸ームンバイ間の綿交易を推した。
今回の神戸滞在の目的は、現在、武庫川女子大学でのレクチャー。現在、同大学で教鞭をとっているニューヨーク在住時のクライアント氏より、数年前から声をかけてもらっていたのだが、今年遂に、実現の運びとなった。またしても、ニューヨーク時代の思い出が、ついこの間のことのように蘇る。明日もまた、語ります。楽しみだ。
Arvind sent me the lovely photo of the doorway of our home. Missing home...Happy Diwali!!!
インドはヒンドゥー教のお正月「ディワリ」。美と豊穣の女神、ラクシュミーを祀る日でもあり、それぞれの家庭では、光を灯して幸運を招き入れる。我が家の玄関先にも、ランゴリ(吉祥紋)が描かれ、そこにディアと呼ばれるオイルランプが配されている。これは夫から送られてきた写真。
●10月19日(木)武庫川女子大学にて、「異文化コミュニケーション」を語る
The lecture at the Mukogawa Women's University has done today. I talked to over 160 students, and I hope something will be engraved in their hearts, even one episode, message, or key word.
武庫川女子大学での講義は無事終了。学内の書店にカズオ・イシグロの本が揃っていた。映画を見ただけの『日の名残り』『忘れられた巨人』を購入。『わたしを離さないで』は、原本 "Never Let Me Go” を読んだが、他にも未読の書があり、いっそ全部欲しかったが、なにしろ荷物になるので2冊に留めた。
午前中は広告メディア関係のゼミ生16名と約2時間ほどを過ごし、座談会形式で「異文化コミュニケーション」をテーマに語る。学生たちの自己紹介や将来の展望を聞きつつ、一人一人の質問にアドヴァイスをしたり、共に考えたりすることができるという点において、小人数はいいと実感する。
彼らは午後のレクチャーにも参加することから、なるたけ話が重複しないよう、午後の話の「裏話」的な、プライヴェートなエピソードも含め話す。
今回、大学に招いてくれた、当時広告代理店の駐在員だった井上氏と、ニューヨーク時代に仕事をすることになった契機や、共に取り組んでいたプロジェクトについて、具体例を示しつつ(当時の成果物も保存している)を織り交ぜつつ語るうちにも、ニューヨークもインドほどではないが多様性に富んだ街であり、自分がマイノリティであることが心地よかったのだ、ということを思い出す。
自分がマイノリティであることを、心地よく思える場所は、世界広しといえども、そうたくさんはないだろう。
ある学生から「みほさんは、この先の将来、どういう風なことをしようと考えていらっしゃいますか?」と質問された。はっとさせられると同時に、うれしくもあり、また少し驚きもした。なぜなら、自分が大学生のとき、50歳を過ぎた女性に「将来は?」と尋ねる発想が全くなかったからだ。わたしとて、常に自分の将来がどうあるべきかを模索している故、その気持ちを正直に伝えた。
そして午後は160名の前でのレクチャー。教壇に立つと、学生たちの様子が本当によくわかる。自分が学生のころ、先生に見つからないようにこっそりお菓子を食べたり、居眠りをしたりしていたのは、全てお見通しだったんだよな〜と思いつつ、たとえ小人数でも、誰かの心に刻まれる言葉を残すことができたら、の思いで、1時間半、語ったのだった。
出版、編集、執筆、デザイン、広告、マーチャンダイジング、取材コーディネーション、市場調査……。自分が関わって来たさまざまな仕事の、何一つ無駄になっていないことを実感する。
そして経験を無駄にしないことの大切さ、そして「記録に残す」ことの重要性を、毎度の如く、強く説く。
特に起業したり、フリーランスで働くことを望むならば、自分の経験を分析しながら次に進むためにも、記録を残すことは不可欠だ。わたしの書斎には、大学時代から30年に亘る、即ち約30冊のジャーナル(スケジュール帳)が、ずらりと並んでいて、いつでも「何年の何月何日、自分が何をしていたか」ということを遡ることができる。日記的記録もあるから、大切な事項はすべて、すぐに検索できる。
自分の許容量を知り、過去の経験を活用して未来に生かすことは、同じ失敗を繰り返さず、効率的に仕事をする上で、最低限必要なこと。デジタルの記録は、深く重くなりすぎて闇に沈む。あるいは、広大無辺に広がって、どこになにがあるか、わからなくなる。
自分の記録はアナログで、視覚的に残すべきだ。広めのデスクに広げられるくらいでなければ、記録が記録の意味をなさなくなる。などということを語るに尽きず。ともあれ、今回は福岡でも、兵庫でも、学生たちに伝えることができて、よかった。
I had dinner with lovable sisters Haruyo and Akiyo. It was one of the best Korean BBQ restaurants which I have ever been. Thank you!
ハルヨさんと日本で会うのは初めてのこと。二人して阪神電車に乗りこみ、違和感たっぷりなシチュエーションの中、ハルヨさん一押しの焼き肉やさんへ。但馬牛が食べられる「たじま屋」。
実は焼き肉を食べるのは、本当に久しぶりのこと。匂いが移ってもホテルで洗濯できる「半袖」を着用、満を持して、お腹をすかせて挑んだ。ハルヨさんの妹のアキヨさんと現地で合流。初対面ながらもこちらは違和感なく、いきなり親しみを覚えつつの、本当に楽しいひととき。
このごろは、がつがつ食べられないお年頃だったはずが、3人して、よく飲んでよく食べた! ごはんもおかわりして大満足。かなり食べても胃にもたれないあたりが、やはり質の違いか。焼き肉が好きなアルヴィンドにも、食べさせたかった。
幸せなひととき、本当にありがとう&ごちそうさまでした!!
ハルヨさんとは、意図せずとも通じ合うところがあると思っていたが。まさかこんなところまで。アングルがほぼ同じ!
It was really wonderful stay in Kobe.
ネットであれこれ検索して決めた滞在先。ロビーが最上階にあるのはなぜだろうと思いつつ、エレベータに乗り込んだ。ロビーへ出るなり、その理由がわかった。すばらしい、眺望!
部屋もゆったりと広く、インテリアも心地よく、非常に快適なホテルだった。朝食も、とてもおいしかった。次回神戸に来ることがあったら、また必ず泊まりたい。
★ORIENTAL HOTEL KOBE (←CLICK!)
●10月20日(金)ミューズ・クリエイション5周年記念同窓会@名古屋
名古屋へGo!
うっかり乗り過ごさないようにしなければ。久々の列車旅、ちょっと緊張する!
Today, on my way to Tokyo, I got off the bullet train at Nagoya station. The reunion of Muse Creation was held in Nagoya. 18 former members who once lived in Bangalore gathered and enjoyed lunch together. Reunion after a long absence was truly glad! Thank you everyone!!
神戸で2泊したあと、今日は名古屋で途中下車。ミューズ・クリエイション同窓会@名古屋のランチ会に参加するためだ。
5周年を過ぎ、のべ170以上が在籍したミューズ・クリエイション。バンガロールを離れ、新天地での暮らしを始めたメンバーの大半とは音信不通、折に触れて連絡を取り合っているのは、実はほんの数名だ。正直にいえば、そんなにたくさんのメンバーが集まることになるとは、思っていなかった。
だから、名古屋駅の改札口で、みなに出迎えられ、照れたけれど、本当にうれしかった。
初代メンバーから、数カ月前までメンバーだった人までが一同に。平日ゆえ、仕事があるので来られない人いれば、旅行中の人、異国に暮らしている人と、都合があわなかった人もいる。その一方で、佐賀や東京から駆けつけてくれた人もいた。
共にバンガロールで暮らした日々を語り合える人たちとの再会は、みんなにとって、きっと大きな楽しみだったに違いない。
5年以上も活動を続けていれば、順風満帆というわけにもいかず、それなりに波乱あり、戸惑うことあり。しかしこうして再会し、みながミューズ・クリエイションの存在をインド生活の宝物にしてくれていることがわかって、今日は本当にうれしかった。
街を見下ろす眺めのよいホテルのレストランの、しかも他のテーブルからはかなり隔離されたスペースで、大賑わいでも周りの迷惑になることなく(!)、1時から5時まで、ゆっくりみんなと語り合えた。
幹事を引き受けてくれたお二人、改めてありがとうございました。次回は名古屋にせめて2泊はできるよう、仕事を作って立ち寄ります!
★ミューズ・クリエイション同窓会@名古屋の写真 (←CLICK!)
そして旅の最終地点、東京に4泊。台風を吹き飛ばしたい。ホテル近くの「俺の割烹」で、一人しみじみ過ごす夜。今年の一時帰国は、かつてなく多くの人と会い、実に濃い。
●10月21日(土)久しく親しいクライアント女史と、フレンチ味わい語り合う午後
今回の東京は4泊5日の滞在。まるでわたしが台風を導いてきたかのようなタイミングで、雨が降り続く模様。しかし寒くはない。
神戸、名古屋の怒濤旅から、ひと呼吸ついた今日は地下鉄で池尻大橋まで。
この10年来、インド関係の仕事をご一緒しているクライアント女史と、小さなフレンチレストラン「リアン」へ。
若きオーナーシェフが2014年にオープンしたというこのお店。彼の故郷青森の食材が生かされているとのこと。ほどよく冷えた白ワインとともに、見目麗しく、秋の味覚がふんだんに盛り込まれた料理を、しみじみと味わった。
お互いの近況報告や、将来のことをゆっくりと語り合ううちにも、自分の気持ちに整理がついたり、今後の課題などが浮かび上がったりする。
掲げたままで手つかずの目標を見直し、焦点を絞りながら動く時機。
小雨降る中、夜の中目黒へ。
ニューヨーク在住時代からの友人、メイクアップアーティストのみちるっちとも1年ぶりの再会だ。
超多忙な彼女だが、なんだかんだでタイミングよく、毎年再会できている気がする。2年前に勧められた自然派のコスメティクスMIMCの口紅とファウンデーションは愛用中。今年もコスメキッチンで1年分をまとめ買いした。といっても、さほど化粧はしないので、たいした量ではないのだが。
出会ったころからヘルスコンシャスだった彼女は、わたしがまだインドへ移住する前に、できたばかりのアーユルヴェーダグラムを訪れていた。当時は自分が、バンガロールはおろか、インドに住むことになるとは思っていなかったので、そんなところがあるんだな〜と感心しながら聞いたものだ。
宴続きの東京滞在につき、とにかく胃腸に優しい食事をとリクエスト。このお店「家庭料理ことこと」のお料理は、本当に、今のわたしに「ビンゴ!」な味だった。 「きゅうりとみょうがの梅和え」とか「ブロッコリーのアンチョビソース」とか、「クレソンとエリンギのサラダ」とか、野菜メインでも満足度が高い! カボチャのコロッケも最高だった。肉や魚の料理もあるけれど、今宵は野菜をたっぷり味わって、最後に焼きおにぎり&味噌汁で〆。素朴な料理ながらも、素材が良質だから、しみじみと味わえた。
こういうお店が近所にあったら通うのに……と、ぬかの風味が満点の、インド国旗カラーなぬか漬けを齧りつつ思う。実は今年、ぬか床を調達、バンガロールの自宅でぬか漬けを作るべく、材料を購入した。発酵食品の威力を知るにつけ、日本古来の素朴な梅干しやぬか漬け、みそ汁などを日常的に食したいと思われ……。 人間の身体は、自然の一部なのだから、時代が変わっても、昔ながらの知恵が詰まった伝統料理が、きっと身体にいいのだということを、切に思う。
思い出を引き出して、過去を顧みつつ、語り合える人がいることは幸せなことだ。心動かされた出来事を語りつつ、互いに涙目になったりしつつ、やはりちょっと年を取ったか。
みちるっちと語り合いつつ、「天職」ということについて、思いを馳せる。
人に喜ばれることの絶大なる威力。そして自己満足にとどまることの限界。
誠実に在れるよう、常に軌道修正をしながら、山越え、谷越え、前を向いて歩く。
●10月22日(日)ミューズ・クリエイション5周年記念同窓会@東京
Super Typhoon Lan is approaching to Tokyo. It has been raining since yesterday. Even though the bad weather, I could meet the former members of Muse Creation. We enjoyed the lovely lunch and tea time in Ginza. Thank you, everyone!!
雨が降る中、今日はミューズ・クリエイション同窓会@東京。雨の中、みんな大丈夫かなと思いきや、わたしが到着したときには、すでにほぼ全員ご来訪。名古屋よりは少ない人数とはいえ、賑やかに食べて語って、瞬く間のひととき。上質の素材の味わい深い料理はとてもおいしく、サーヴィスもよく、次回の東京旅でもまた訪れたいと思わされるお店だった。今回の旅は、魅力的なお店ばかりだ。
ランチのあとは、二次会でカフェレストランへ。二次会のみ参加のメンバーも合流して、懐かしい話に花が咲く。ミューズ・クリエイションの5年。本当に濃厚だった。
なにもかも、克明に、ついこの間のことのように思い出される。「みほさん、よく本当に覚えてますね」と言われ続ける今回の旅。出会った170名の名前はもちろん覚えているし(思い出すのに時間がかかることもあるが)、なんだかんだのエピソードも、あれこれと芋づる式に蘇る。
覚えるべき「英単語」などはなかなか覚えられないけれど、視覚的イメージは、自分でも、本当によく覚えている方だと思う。なにしろ、2歳、3歳のころの記憶も結構鮮明だから、5年間のことくらいはもう、まるで「ついこの間」のことなのだ。だから過去が瞬時に蘇って、とても楽しい。
さて、これから再び、夜の部へ。風雨に負けず、出かけてきます
★ミューズ・クリエイション同窓会@東京の写真 (←CLICK!)
2週間の日本旅もいよいよ終盤。前半の福岡では、ミューズ福岡のセミナー以外はさほど予定をいれず、「体力調整」をしていたので、少々睡眠不足とはいえ、後半戦はさほど疲れを感じることもなく、台風や選挙の騒ぎのなかで、着実に過ぎている。
ミューズ・クリエイション同窓会@東京を終えてホテルへ戻り、一段落したあと夜の部へ。ローカルフード探検隊(ミューズ・クリエイション以前)の夕子隊員と、ミューズ・クリエイション初代メンバーの恵美子さんとともに、鯖料理店でディナー。その前に、選挙帰り&出張間際の潤さんと、杜さんとも再会。杜さんは、先月我が家でホームステイしたばかり。藤田家とは、本当にご縁がある。
恵美子さんとのツーショットはもう、姉妹としか思えない。ミューズ・クリエイション在籍時から、写真だと特に似ている二人だったが、今日は磨きがかかっていた。
子どものころから鯖好きだったわたしには、今宵もまたうれしい夕食。たとえ飲みつつでもごはんが必要。と、中盛りを頼んだら、かなりの大盛り。二人はごはんを注文せずじまい。わたしひとり、大きな椀をガシと掴み、着実に平らげたところ、驚かれる。このごろは食欲が落ちたと思っていたが、それはあくまでも「自分比」であったと、今回、多くの人たちと食事を共にして、実感した。
3人とも、顔をてかてかさせながら、暑い暑いといいながら、しゃぶしゃぶを味わう。ところでなぜ、わたしは半袖なのか。だいたい東京は寒いんじゃなかったのか。
ともあれ今回は本当に、毎度毎度、いい時間を過ごせている。自分を包むポジティヴなエネルギーが、活性化しているような気がする。本当によかった。
●10月23日(月)台風去って最終日。バンガロール移住初期の友人らとランチ
It's the final day in Tokyo. I'll go home tomorrow morning. 😻
日本旅最終日。台風はどこ? 取り敢えず暴風雨じゃなくてよかった! 今日も銀座界隈で過ごす。インドの家族や友らへのお土産、買わなければ!
前半の福岡では、比較的のんびりの1週間だったが、後半は怒濤のように過ぎて行った。
最終日のランチは、「一昔前のバンガローリアン」であるところの「バンガロール旧空港組」との再会。全員での写真を取り損ねてしまったのだけれど、ともあれ記念の一枚を。
明朝には日本を発つとはいえ、「おかえりなさい」のメッセージがうれしく。
いつもいつも、話は尽きないのだが、最後の最後でインドの友や夫へ向けてのお土産も買わねばならず。
「また来年!」と手を振り別れ、夕暮れの銀座を足早に歩くひとりの、心許ない東京の空。
これから先も、みんなずっと元気でいようね。また1年後、帰ってきます。
一時帰国を繰り返すにも、自分の中でそれなりの、モチヴェーションというものが必要で、毎年なにかしら、課題を掲げては、自分の気持ちを整えてきた。
今回実施したミューズ福岡、そして大学でのセミナーは、かつてのビジネス向けとは異なる新しい試みだったし、ミューズ・クリエイションの同窓会は、初の試みでもあった。
今はまだ旅の途中で、気持ちも頭も整理がついていないけれど、この先、自分がどのように、日本と関わっていくべきなのか、見直すべき時機が来ているように思う。
これからのことをじっくりと、丁寧に考えてみよう。
台風は去り、碧空が広がった今日。4日目にして初めて、全容を見せてくれた東京タワー。
三日月が微笑みながら、見守っている。
★ ★
「思いを残さない」
それは、今年の年初に掲げたテーマだ。それに付随して、いくつかの具体的な目標もあった。その一つが、「会いたい人に、会いに行く」。
実現したいと思いつつ、実現できなかった。日本を出発する直前、ロティカ伯母が他界したとのニュースを聞いたときには、心底悲しく、そして悔やまれた。なぜ、彼女の話を聞いておかなかったのか……。
とはいえ、目標を掲げてばかりでは、自分の負担にもなる。なんにつけても「加減」が必要だ。そういう意味で、今回の日本旅は、自分への負担をかけすぎることなく、しかし、多くの人たちに出会い、語り合い、思いを残さずに未来を望むことのできる有意義なものだったと思う。
旅を終えて数日後。
5年前にインドを訪れ、各都市でフリーペーパーを発行している柴田氏が来訪することになっていた。特にテーマはなく、強いていえば、彼が最近訪れたインパール旅についてを聞くこと(わたしは11月に行く予定だったが、どうしても都合がつかず断念)、そして「猫話」でもしようということだった。
ところが数日前になって、福岡から来訪している人を3名、お連れしたいという。旅を終えてのち、自宅へ戻ればあれこれドタバタもあり、どっと疲れも出ていて、疲労困憊だったものの、福岡と聞けばお会いせずにはいられない。
福岡の街を歩いていて「みんな同郷人だから、親近感を覚える〜❤︎」などと言うことは決してないのだが、海外に出ると、ただ同郷だというだけで、ぐっと親しげな気分になるのから不思議なものだ。
そんな次第で、なんだかよくわからないままに月曜日の午後、男子4名の来訪を歓迎する。土日はダウンしていて病み上がりだったが、せっかくだからとパイナップル入りロールケーキまで焼いてもてなす。
福岡との距離がぐっと近くなった午後でもあった。
旅の余韻を感じつつ、インドのホリデーシーズンに、心身をシフトせねばと思う日々。
福岡を離れて30余年。ともすれば途絶しそうな故郷との関わりを保ちたく、折に触れて働きかけてきたこの10年あまり。2007年には西日本新聞社へ文字通り「飛び込み営業」をして連載枠を得、5年に亘って毎月『激変するインド』を寄稿。それがご縁でRKBラジオにも不定期で出演することとなった。
母校などでの講演会、アヴァンティへの1年の連載……。福岡ではないが、FM熊本では、2008年から10年に亘り、インドをレポートしている。
故郷との絆の糸は、太く細くを繰り返しつつ、今年はバンガロールに「九州沖縄県人会」が発足され、当地でも故郷の人たちと関わる機会が増えた。先だっての帰国時には「ミューズ福岡」の初イヴェントも実施。福岡がぐっと近くなったと思った矢先……。
昨日の午後は、福岡が一気に迫ってきた! 思いがけないルートから、思いがけない方々のご来訪。
「福岡市スタートアップカフェ」の藤見氏と佐藤氏、加えてスタートアップ支援をされている高橋株式会社の高橋氏がご来訪。
急遽決まった会合前に、情報をインプットすべくネットで調べたところ、高橋株式会社のビジネスに懐かしい名前が! 「香椎スポーツガーデン」。小学校の通学路にあった施設で、幼児期にはプールを、1970年代のブーム時にはボウリング場を利用したなじみの場所。今回の一時帰国時には、スパでマッサージを受けたばかりだ。
香椎スポーツガーデンの誕生はわたしの生年と同じ1965年。古いアルバムには、2歳のころ、プールで撮影された写真がある。当時「リバプール」と呼ばれていたので、まさかビートルズの出生地「Liverpool」に因んでいるわけじゃないよなと気になっていた。高橋氏曰く、川のようなレイアウトだったので「River Pool」という名前だったらしい。なるほど、日本人にはLとRの差、わからないからな。
ともあれ、「River Poolで泳いだことのある人に会ったのは初めて!」と高橋氏も大喜びで、我が秘蔵のビキニ写真を撮影、初対面から大変な親近感だ。海外へ出ると、同郷の人というだけで、精神的な距離感がぐっと縮まるのが不思議である。それもまたご縁。
お聞きしたいことは山ほどあったが、今回は、インドを伝えるべく坂田メインであれこれ語る。ともあれ一気に、福岡との距離感がぐっと縮まった午後。
未来に続く新しいプロジェクトを、着実に実現したいとの思いが湧き上がった。間に入ってくれた福岡のK氏、そして鏡に映り込んでいる柴田氏にも感謝!