[New York 05] 好天に恵まれて、五番街をひたすら歩く
Walking around Fifth Avenue.
五番街周辺を歩く。曇天が、気がつけば晴天。ふらりと入ったコーチの、バッグよりも、400個のバッグで作られたという恐竜のオブジェに目が釘付け。
いつものカリフォルニア産コシヒカリ「田牧米」を大量購入すべく、ミッドタウンの日本食料品店へ。
グランドセントラル駅付近。ニューヨーク移住直後から1年余り、現地採用で勤めていた日系出版社が入っていたビルディングを仰ぎ見る。
あちこちを歩き回り、足が棒のよう。
ホテルへの帰り道、ユニクロへ。マンハッタンのユニクロは、なにかとファンキーで楽しい。
山口県の衣料品店時代から知る者としては、おばさんがレジで服を脱いで下着姿になる古いTVCMを知る者としては、ブランドイメージがややこしいのだけれど。
MOMAをはじめとする、世界各国のデザイナーやブランドとのコラボレーションTシャツが、毎回、興味深い。
今回は、marimekkoのポルカドットのTシャツが気に入った。
白い光が降り注ぎ、緑がひときわ輝いてみえる、夕暮れ時のセントラルパークを掠めながら歩く。
まるで結界のように、特別な「気」に包まれてる場所。
[New York 06] リンカーンセンターで、ミュージカル『マイフェアレディ』
We enjoyed the lovely musical “My Fair Lady”.
ミュージカル『マイフェアレディ』を観に、ホテル向かいのリンカーンセンターの一隅にあるシアターへ。
ミッドタウンのブロードウェイのシアターは、古い建築物が大半で、座席も窮屈なところばかりだが、このシアターは開放感があり、どの席からもステージがよく見えるレイアウトなのが気に入っている。
オードリー・ヘップバーン主演の同名映画を何回も見たという夫。一方のわたしはといえば、実は見たことがなかった。しかし音楽はあまりにも有名で、耳慣れた旋律が次々と流れ、心が躍る。半年間で正しい英語の話し方と、正しい作法を身につけていくヒロイン。わたしも特訓して欲しいとさえ思いつつ、見る。
最後がハッピーエンドでないところが、むしろ彼女の未来の明るさを物語っている。苦くも、余韻を残すエンディングだった。