✈︎昨夜の便で、マハラシュトラ州ナーグプルから、カルナータカ州バンガロールに帰ってきた。 お隣の州だというのに……。デリー、ジャイプルに引き続き、遠い異郷を旅しているような心持ちだった。 ナーグプルのアンベードカル国際空港(Dr Babasaheb Ambedkar International Ai...
Read more →
人生2度目のナーグプル。同じ3泊4日でも、前回に比べると穏やかな心持ちで、しかし新たな課題を抱えて、帰路に着いた。 今回の滞在中、それぞれ短い時間ながらも、3度、佐々井上人にお会いし、お話しすることができた。そもそもから、日々お勤めをされている御身に加え、昨年、日本のTV番組『世界ふしぎ発見!』にて...
Read more →
昼間、竜樹連峰を登ったこともあり、かなり疲れてはいたけれど、次、またいつ来られるかわからない。マンセル遺跡もまた、しっかり眺めておきたく、南天鉄塔のあたりを探索後、仏教僧院へ足を伸ばして、その跡地をゆっくりと巡る。ナーランダの仏教遺跡とよく似た姿をしたこの僧院。1,500年以上前に建造されたというこ...
Read more →
「我は龍樹なり。汝速やかに南天竜宮城へ行け。南天竜宮城は我が法城なり。我が法城は汝が法城なり。南天鉄塔もまたそこに在り。」 1967年8月、龍樹の啓示を受けた佐々井秀嶺上人は、日本帰国を取りやめて、ナーグプル行きの列車に飛び乗った。未知なる土地で仏教寺院を探し、インド憲法の創案者であるアンベードカル...
Read more →
👟竜樹連峰に上り、丘の上からの景観を楽しんだ後は、足腰に気をつけながら、階段を降りる。その後、登山口に面した場所に立つ「竜樹菩薩大寺」を訪れる。前回、ここに立ち寄った際に、竜樹連峰を仰ぎみて、「次回は必ず登りたい」と思ったのだ。6年越しながらも、実現できてよかった。そして思う。次回は、この場所に関心...
Read more →
佐々井秀嶺上人の生きざま。わたしが知るのは本当に、氷山の「一滴」にも満たず、前回も、今回も、書き進めながら、もどかしさが募る。なにしろ仏教の背景や、インド社会の問題を知らなければ、その実情を理解してもらうのは非常に困難。それでも、自分の経験した限りを少しでも残したく、今日も綴る。 2世紀に生まれたイ...
Read more →
2018年の訪問時と同様、昨日も、お弟子の竜亀さんのお世話になった。はじめてお会いしたとき、彼はナーグプル在住歴2年だった。その後、折に触れてご連絡を取り合っていた。今回、久しぶりにお会いして、僭越ながら、ずいぶん風格が調われたとの印象をお受けした。 8年もの歳月、佐々井上人のおそばで過ごされている...
Read more →
昨日は、長い1日だった。シャワーを浴び、夕飯を食べ、少し活字に目を通したものの睡魔に襲われ、午後10時過ぎにはベッドに倒れこんだ。今朝は、なかなかの筋肉痛に襲われている。 わたしがなぜ、ナーグプルにいるのか。その背景を説明するのは難しい。関心のある方には、以下のブログに記した記録を読んでほしい……で...
Read more →
インドのちょうど中心に位置するナーグプル。この地で1967年以来、57年間に亘り、仏教復興運動に身を賭す日本人僧侶、佐々井秀嶺上人。 2018年4月、佐々井秀嶺上人の人生を描いた『破天』(山際素男著)を読んでいる最中、わたしは発作的に、「ナーグプルへ行かねば!」と思った。本を閉じ、ネットで連絡先を探...
Read more →