先日まで運んでいた小さなお花の鉢植えが枯れてしまいました。ですので今日は、ひよこマダムと「にけつ」やってます♥
わたしたちのうしろで、ROCKYが食べているのは、レモンミントです。相変わらず、肉も食べるけど草食系男子です。
実は先週は、たいへんな雨が降りました。モンスーンの季節でもないのに、朝から大雨が降るなんて、初めてのことでしたから、びっくりしました。
このところ、パリパリに乾いていたお肌が潤ったので、わたしとしては、ノープロブレム、なのですけどね。
あまりに雨がひどいので、サンルームの屋根から、少し雨漏りです。
庭はすっかり、水没しています。
雨に濡れるのが嫌いなNORAは、ご近所パトロールに出かけられず、しょぼ〜んとしています。
なにしろ生まれ育ったのは排水口。乾季に生まれたからよかったものの、雨季だったら、生き延びていられなかったかもしれません。
毎朝、ドアをあけてもらったら、真っ先に外へ出て遊ぶROCKY。ドアを開けてもらえず、茫然と外を眺めています。
たいへんお困りの様子です。
ROCKYは早速、外へ飛び出します。でも、ぬかるみはやはり嫌いなようで、恐る恐る、歩いています。
今までは、主にNORAの邪魔をするばかりのROCKYでしたが、このごろは、少し「静かな時間」を共有するようになりました。
でも、じっとしていられず、草に手を伸ばしてみたり、ごろんと転がってみたり、なにしろ落ち着きがありません。
ROCKYのお腹の部分は「ヒョウ柄」に似ています。かわいいですね。
油断するとすぐ、お姉さんを敢えて「踏んづけて」通過します。困った弟です。
このごろは、NORAのことを「本当のお姉さん」のように慕っていて、いろいろと教わっているみたいです。この2匹、耳の動きが同じですね。なにか同じ音を、聞き取っているのでしょうか。
NORAも、ROCKYの面倒をよくみてやっています。
でも、獲物の捕らえ方は、あまり本気で伝授しないで欲しいなと、みほさんはいつも思っています。
実は先日、NORAがまたしてもリスを捕らえて来たようで、それをサンルームに持ち込み、ROCKYにプレゼントしていました。ROCKYが、そのリスの死骸と遊んでいるところをまるおさんが発見して、
「オーマイガーッ!! ミホ〜〜〜ッ!!!!!!」
と、それはそれは大きな声で、朝から叫んでいらっしゃいました。
動揺するまるおさんとは裏腹に、NORAは悠然と、外のテーブルの上に座って、ROCKYの様子を見守っていました。まるおさん曰く、その様子はあたかも、「カンフーパンダ」に登場する「シーフー老師」のような貫禄だったそうです。
ちなみにカンフーパンダー(まるおさんヴァージョン)は、こちらです。
このごろは、2匹で同じ方向を見つめていることも増えました。いったい、何をみているのでしょう。
ROCKYまでもがリス捕獲の達人にならないことを、願うばかりです。
少しお兄さんになったかと見せかけて、ROCKYのやんちゃさ、は相変わらずで、いちいちNORAに構って欲しいようです。
NORAお姉さん、いつものご近所パトロールから戻って来て、お疲れのようですね。カゴの中でひと休み。毛繕いもせず、薄汚れたままです。
ROCKYはこうして座れるようにもなりました。背骨が成長した感じです。
出張から戻ったまるおさんは、久しぶりに猫らと対面して、とてもうれしそうでした。夜遅くに戻って来たというのに、外へ出て、MOCHAへの挨拶も欠かしません。
律儀ですね。
MOCHAはこのごろ、まるおさんとみほさんに、ずいぶん慣れて、じゃれて手を触って来たりするようになりました。やはり病院に連れて行った方がいいかもね、とお話ししています。
まるおさんが持っているのは、昨年の7月、NORAが来たばかりのころ、動物病院でみほさんが買って来たねずみのおもちゃです。最初は白かったのに、茶色くなって、もうぼろぼろです。ほかにも3つあるのですが、これは「アウトドア用」に取ってあります。
ROCKYは、まるでNORAが獲物を捕って来たときの真似をするみたいに、ネズミをくわえて悠然と、得意げに、歩いています。
NORAが遠出をしてなかなか帰宅しなかった日、それはもうたいへんな埃まみれでしたので、みほさんはタオルで何度も拭くのが面倒で、思い切って温かいシャワーをかけてみました。
最初は嫌がっていたものの、NORAもさほどは抵抗せず、ミャアミャア言いながらも気持ち良さそうでした。ROCKYも、あまり抵抗せずにシャワーを浴びてくれるので助かるそうです。
二匹とも、せっせと毛繕いをしています。
それは人間のコップです!!
NORAはこんなことをする猫ではなかったのに、ROCKYの影響を受けたのでしょう。
「赤ちゃん返り」ですね。
ところでみほさんは、ROCKYがこんな風に上を眺める目も、とても好きなのだそうです。
この目を見ると、グレコの絵を思い出すのだそうです。
スペインのトレドに暮らしていたギリシャ人の画家、エル・グレコが描く「聖人の目」です。
猫の目と聖人の目を比べるのはどうか、と思うのですが、とても似ていると思うのだそうです。
みほさんは遠い昔、スペインへ取材にいったときに、グレコが描く、このように中空を見つめる聖人の目は、精神病院の患者さんをモデルにしている、という話を聞いたことがあるそうです。
でも、それを検証する資料が見当たらないので、本当のことかどうかは、わからないそうですけれど。
「スペインに、行きたくなった」
と、みほさんがつぶやいています。
ところで出張中、まるおさんはみほさんに「猫の写真を送って」とお願いします。
かなりしつこく、お願いします。
ですので、みほさんは朝な夕なに、iPhoneで撮影しては、SMSで送っています。
「繰り返しますが、わたし、写真を撮られるのは嫌いなんです!」
ROCKYは朝、落ち着きなく庭を駆け回っていますので、その様子を激写するしかありません。
まるおさんは猫らの写真ばかりを所望するけれど、わたしのはいらないのだろうか。
そう思ったみほさんは、猫らと「セルフィー」をすることにしました。ROCKYは、比較的簡単です。でもNORAは、一緒に撮られてくれません。逃げます。逃げられると、どうしても撮ってやる、とみほさんは意固地になっています。
NORAがベッドの上でくつろいでいるときに、そっと背後から横たわり、セルフィーです。
カラーだと怖すぎるので、モノクロに変換しました!!
でも、焼け石に水、って感じです!!
さて、お口直しにかわいい写真で締めくくりましょう。
これ以上、大きくならずに、しばらくこのままでいてくれたらいいのに、とみほさんは思っています。でも数カ月後には、きっとふてぶてしい男子になるんです。
そう思うにつけ、みほさんは、子どものころのNORAを見たかったなあと思うのだそうです。初めて出会った時には7カ月になっていましたから、だいぶお姉さんでした。
NORAの子供時代、いったいどんな子猫だったのでしょう。
それではみなさん、ごきげんよう!