昨日は、健康診断の結果を受け取りに、コロンビア・エイジア・ホスピタルを再度訪れました。母とわたし、それぞれの検査結果ファイルを受け取り、まずはドクター(総合医)による説明を受けます。
これが検査結果のファイル。診断書や心電図のほか、X線の情報はCDに収められています。
前回までは大きなレントゲン写真を受け取っていましたが、この方が場所も取らず、便利です。
わたしの検査結果は、「エクセレント」。ほとんど問題ありません。母は以前から問題のあった高脂血症(高コレステロール値)のほか、「糖尿病の寸前」とのこと。
巨大児(4000g以上)を二人も自然分娩で出産した母。糖尿病になりやすい体質だとは、出産時に言われていたそうです。
ともあれ今日まではつつがなく来られているのは、いい方かもしれません。糖尿病にならないための対策について、ドクターのアドヴァイスを仰ぎます。
その他、母の不調に関しては、細かいところも逐一見てもらっておこうと、専門医を巡りました。
まずは婦人科、そのあと膝関節のチェック、更には「ごく稀に、心臓がもやもやとすることがある」とのことなので、心臓外科の専門医も訪ねます。
それと前回忘れていた眼科検診、このほか、母の食事療法についてアドヴァイスを受けるべく栄養士のもとへ……。
わたし一人であれば30分程度で終わるところでしたが、最終的には5時間も病院に滞在。そんなわけで、今日もまたカフェテリアでランチをとりました。
母が「まずそうに」飲んでいるのは、バターミルク。乳精のようなもので、脂肪分が少なく、身体によいのです。飲み慣れると口当たりさっぱり。母のような体質にはお勧めの乳飲料です。
さて、こちらはミールス。南インド料理の定食です。病院の料理だけあり、さすがに油脂分が控えられたさっぱり味。とはいえところどころ、チリ(唐辛子)が効いていて、辛い!
電子辞書を片手に通訳その他で、疲労困憊の我。お口直しに、またしてもサウスインディアン・コーヒーを。これは美味です。
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母の膝は、関節の骨が摩耗している模様。
抜本的な治療は、メタルやプラスチックを移植する手術しかないとのことですが、激しい痛みや歩行困難がない限りは、手術せずともいいでしょうとのこと。
「様子見」とのことで、膝関節周辺の筋肉を鍛えるエクササイズを教わりました。
このあたり、やはり西洋医学では限界があると思われるので、アーユルヴェーダの治療を継続してもらおうと思っています。
心臓に関しては、心電図には問題がないものの、念のため、もっと細かな検査をしておいた方がいいだろうということで、また来週、改めて病院を訪れることにしました。
心臓外科の先生は「優秀な先生」とのことですが、お腹がパンパンの肥満体。
外から戻って来たばかりの彼は、汗をかき、息を切らし、むしろ「先生、心臓大丈夫ですか?」と心配になる風情。
さておき、病院の先生方はみなやさしく親切で、親身になって話を聞いてくれます。病院かよい、決して楽しいものではありませんが、母を連れて来てよかったとつくづく思いました。
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久しぶりに、母と20日ほど過ごしていて思うのは、「歳のわりに食べ過ぎ」だということ。加えて、甘いものなどお菓子類も、「控えている」といいつつ、よく食べていることに気づきました。
膝のためにも、高脂血症、糖尿病予防のためにも、減量は必至です。
今まで3食を「がっつり」食べていたようですが、同じ量でも少しずつを5、6回に分けて食べるように勧められました。母に限らず、これは誰の身体のためにもよい食習慣でもあります。
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さて、今日からは、母のアーユルヴェーダの治療「第2弾」を再開。病院での検査結果を携え、アーユルヴェーダのドクターに相談することから始めました。
糖尿病予備軍であることから、飲み薬(液体)も、甘みのないものに変えてもらいました。
また、最初の1週間のプログラムは「膝中心に全身治療」でしたが、今後は「全身中心に膝も治療」に変わります。
最後はシロダラ(額にオイルをタラタラと流す)も3日間も加えられ、11日間のプログラムです。
ところで母の様子ですが、渡印当初に比べ、疲労感が取れ、全体に動きが軽くなっており、足取りも少々軽いようです。
我が家の食生活はまた、日々健康的。少しずつでも母の体調が改善されればと思います。
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