これまでも何度か紹介して来たバンガロール西部、The Grand Ashokにほど近い場所に位置するアートスクールKarnataka Chitrakala Parishath。ここで恒例のNATURE BAZAARと銘打たれたクラフトフェアが行われている。
今回は3回目。毎度同じような店が出ているものの、微妙に異なる店もあり、必ず小さな収穫がある。あいにくの雨模様でゆっくりと見られなかったのが残念だったが、母もわたしも、それぞれに気に入りの何かを見つけることができた。
わたしは去年も購入したところのナチュラルソープを。それからフルーツを象(かたど)った木製のコースター、立体裁断のティーコージー、そしてオリッサ地方の細密画を2枚。
母もまた、ティーコージーに木製のブレスレット、そして品のいい光沢と紫色が美しいシルクのストール。どれも職人による直売だから、値段もかなり手頃。なにしろこのクラフトフェアのテーマは「オーガニック」で、ほとんどの商品が天然素材である。
やはりこれまでも何度も書いて来たが、こういう「伝統工芸」を奨励する催しはとてもよいと思う。たまに職人その人が販売していたりもして、興味深い話を聞くこともできる。
このときのフェアで、木製のガネイシャを買わなかったことは、悔やまれる。新居を購入することがわかっていれば買っているのだった。工芸品は「一品もの」も少なくない。「これは」と思うものがあったら、買っておいた方が賢明かと思われる。
※9月2日まで開催されている。
KARNATAKA CHITRAKALA PARISHATH
Kumara Krupa Road