わが家を彩るテキスタイル類は、その大半がインドで調達したものばかりです。ダイニングルームのテーブルクロスにしても然り。
お気に入りのテキスタイルショップは何軒もあるのですが、まずはこのSOMAからご紹介したいと思います。
1984年に、ラジャスターン州のジャイプールという都市に創業したこの店。村々の職人たちが伝統的な製法でプリントするテキスタイル類を、現代のライフスタイルに合わせた商品にして販売しています。
ラジャスターン地方のジャイプール、ウダイプールをはじめ、ムンバイ、デリー、バンガロール、ハイデラバード、コチンなどに支店があり、海外への輸出も行っているようです。
店内は、カラフルな木綿製品の海。テーブルリネンにベッドリネン、キッチン用品に衣類、小物、雑貨と、ヴァラエティ豊かな商品が満ちあふれています。
たとえば一番上の写真。テーブルクロス2枚に、エプロン、トイレタリーバッグ、ポーチなどをまとめて撮影していますが、どれもしっかりとした作りで実用性に富んでいます。
最近見つけた中でも気に入っているのが下の写真の商品。
奥にあるのは、紐を結ぶことで箱になる万能ケース。大中小、サイズがあります。使途はヴァラエティ豊か。
机の傍らにおいて書類ケースにしたり、カメラや携帯電話などのバッテリー類をまとめていれたり、あるいは引き出し内の仕分けにしたり、夫が帰宅してすぐに財布や時計などを入れる小物入れにしたり……と、非常に実用的です。
小さいサイズのものは、旅行の際に広げて持参し、ホテルで小物やジュエリーを置くのに重宝します。しかし、一番気に入っているのは、手前のコンピュータケース。
ムンバイ店の片隅に、たった1つのサイズだけ売られていたもの。我がMacBook Proにぴったりのサイズだったのです。クッションがしっかりしている上、開閉もしやすく、とても気に入っています。
このほか、だいぶ前に購入したものの写真が残っていますので、参考までにご紹介しましょう。
木材を彫ってスタンプにしたもので模様を描く「ハンドブロック・プリンティング」により作られたプレースマット。インドでは、ナプキンとともに6枚ずつのセットになっているのが一般的ですが、この店では1枚ずつ購入できます。
これはポットに被せるティーコージー。保温効果を高めるための分厚い中綿のようなものも売られています。
コースター類も、色柄豊かに揃っています。これは周囲のビーズがかわいらしくて気に入りました。
日本では「水枕」として使われていますが、これを「湯たんぽ」として使うのがインド的。そのカヴァーも売られています。腰痛、生理痛のときなど、湯を入れて椅子の後ろにおいておくと、ずいぶんと楽です。
母が遊びに来たときにも、何度か足を運びました。木綿製の衣類は、風通しがよく、着心地もよく、日本の夏にも好適です。
このほか、バッグやスカーフ、アクセサリー、化粧ポーチ、写真立てなど、さまざまな商品が揃っており、お土産探しにも便利な店です。
■SOMA (ホームページ)