現在、バンガロールのパレスグラウンドで、SILK USTAV 2011と冠する「シルク祭り」が開催されている。ということを、今朝の新聞記事で知った。
自称日印サリー大使としては、行っておくべきであろう。
というわけで、午後、赴いた。
「インド各地のテキスタイルが一堂に会する」とあるが、この催しは、ここカルナータカ州や、お隣タミルナドゥ州の商品が目立つ。ローカル色が強い。
特に今回は、タミルナドゥの「カンチプーラム」のシルクが豊富に見られた。金糸銀糸を用いた、非常にカラフルできらびやかなサリーもある。
色彩のコントラストが鮮やかで、光沢が強いものが多い。個人的には、さほど好きではない。
つまりは、「これが欲しい!」と思うものが、今日はあまり目に飛び込んでこなかった。だからむしろ、少し安心して、ゆっくりと巡れた。
サリーそのものの写真も撮影してきたが、今日は、訪れていた人々のサリー姿の派手さに目が留まる余裕があった。
ムンバイとも、デリーとも異なる、女性たちの装い。もっともサリーフェアに来る人たちは、ファッションも封建的な人が少なくない。
伝統的かつ典型的な南インドの女性たちの装いを、ここでざっとご紹介したい。
主にはサリー、そしてサルワールカミーズ姿の女性たちを。
色彩の豊かさに、目がちらつく。好みの布を見つけることがいかにたやすくないかを、感じ取っていただけるかと思う。