ミューズ・クリエイションでは、創設時から折に触れて実施していたサリー・ランチ。
『インドのテキスタイルとサリー講座』を受講してもらった後、実際にショッピングツアーに出かけ、その流れで仕上がったサリーを着用してランチを楽しむというのが定番だった。
6年前、最初に実施したのは、サリーを着用して「写真映え」するロケーションが多いタージ・ウエストエンドだった。以来、オベロイ、リーラ、ITCウィンザー……と、バンガロールのラグジュリアス・ホテルを巡回するように行っては、館内の随所で写真撮影。過去の写真を振り返れば、懐かしいメンバーの艶やかな姿が見られて懐かしい。
http://www.museindia.info/museindia/mc02c.html
しょっちゅう実施している気がしていたが、気がつけば最後のサリーランチは1年以上前。メンバーからやりましょうとの声があがり、今回は小人数ながらもITCウィンザーに集合。英国統治時代の面影を漂わせるコロニアル建築の館内は、雰囲気のよいポイントが随所に。前回から採用しているところの「雑誌の誌面風」シチュエーション作りをしての撮影が楽しい。
ホテルマンがフレンドリーに「撮りましょうか」と声をかけてくれるのも、うれしいところ。早めに到着したメンバー2名、すでにサリーが着崩れていたらしいのだが、その姿を見かねた女性スタッフが、奥の部屋にいざなって、いちから着つけ直してくれたらしい。親切な人たちだ。
わたしは、みなが明るい色合いのサリーを着るだろうからと敢えてブルー系を選んだのだが、同じように考えている人が他にもいて、全体にブルー&グリーン。それでも、調度品の雰囲気とマッチして、とてもいい感じだ。
ランチは南インド料理店で。優雅な雰囲気の店内で、しかし南インドのローカルな定食「ミールス」を味わう。久しぶりに、おいしい。食後はカフェテリアでサウスインエィアンコーヒーのデコクションを。いい午後だった。