先週訪れた手工芸品のバザール、DASTKARにて。今回は、ブロックプリント用の木版を買った。ミューズ・クリエイションのハンディクラフト用にと、すでに昔、あれこれ購入。家にはたくさんある。
しかし、これらは大きめのディスプレイ用。そのデザインに一目惚れした。
鳥たちが集う大樹。そして、枝葉よりもむしろ大きく根を張る大樹。
折しも先週、オベロイ・ホテルに滞在し、樹齢125年のレインツリーの傍らで過ごした2泊3日。
枝葉だけでなく、大地からも、包み込まれているような気がしたのは、脳裏にこのイメージが常に在ったからだ。
たとえ目には見えなくても。
どっしりと「ルーツ」を確かに、踏ん張れば。
樹木も人間も慈愛を湛えて強いのだ。
それから、絵も購入した。いくつかのモチーフがある。画家の彼は「蓮と牛」を描くのが好きだという。ゆえに、我が夫の名前アルヴィンドに因んで「蓮」。そして聖なる牛の絵を選んだ。
日々、本当に、この国は。視点を変えればステキなものであふれている。