The saree is the most well known traditional fashion for Indian women, but there are many other beautiful garments as well.
このところ、サリーの写真ばかりを載せてきたが、着付けに手間取るサリー以外にも、着用しやすいインド服はあれこれある。
1枚目の写真は昨夜、友人宅で開かれたパーティに着て行ったガウン。”Anarkali dress” とも呼ばれているようだが、普通はガウン、もしくはロングドレスと呼ぶ。2018年にバンガロールのインディラナガールにあるブティックで購入したもの。
インドはテイラー文化が定着しているので、「サイズのお直し」は今でも一般的。自分にちょうどいいサイズがなくても、広げたり縮めたりしてもらえるのがいい。このドレスもわたしの縦横に合わせて調整してもらったので、ぴったりと着心地がいい。
グレイから黒に至るグラデーションが上品なシルク素材に、金色の染料で蓮の花のハンドブロック・プリントが施されている。軽くて着心地がいい。踊りやすい。
ちなみにこのドレス。身頃がフックで閉じられるのはウエストまで。その下はコートのように開いているので、薄手の黒いパジャマ(パンツ)が付いている。裾を翻して大股歩きをしようものなら、The Matrixのキアヌ・リーヴス状態だ。
なお、ベルトはつい最近、オンラインで購入した。別の服に合わせるブラウンのベルトが欲しくて、あれこれ検索していたら、@ScarletSageですてきなベルトを発見。あいにくブラウンが売り切れていたので、黒と赤を購入した。
しっかりとした革製。長さもぎりぎり、わたしの厚みある胴に対応。ちなみにサリーにせよ、ロングドレスにせよ、「痩せ見え効果」が高いのがうれしいところ。もちろん、写真に映る時には「斜め30度」程度に立つことを意識している(←大事)。
サリーのほかに、パーティや結婚式でよく着用されるのが “Lehenga/ Lehenga Choli” (レンガ/レヘンガ チョリ)と呼ばれるもの。ブラウス、ロングドレス、デュパタ(大判ストール)の3点セットで、きらびやか、かつ豪奢なものが多い。
従来は、腹部を見せるデザインが主流だったが、最近はブラウス丈が長いものも増えている。サリーのブラウスも同様に、かつてはお腹を見せるのが当たり前だったが、このごろは長袖やお腹を覆うタイプの着方も増えていて、これは歓迎すべきトレンドだ。
ブラウスの選択肢が増え、必ずしも色柄をサリーと一致させることなく、好みのデザインのブラウスを着るトレンドが浸透してきた。このことにより、従来に比べ、若い世代にとってもサリー着用のハードルが低くなったように思う。