昨日、毎度おなじみ、インド各地の手工芸品が一堂に会するDASTKARを訪れた。このようなバザール、初日はまだ準備が整っていないところが多いので、普段は2日目以降に足を運ぶのだが、昨日は、勉強会の帰路、近かったので立ち寄った。
デリーを拠点に、ムンバイやバンガロール、チェンナイなどの都市で、「ネイチャー・バザール」と呼ばれる大規模な展示会を開催し続けているDASTKAR。インドの伝統的な手工芸を手がける職人たちが、消費者と直接関われる貴重な場だ。わたしはインド移住以来、毎年必ず、このバザールを訪れ、レポートしてきた。
昨年、デリーを訪れたときには、京友禅サリーを携えてDASTKARオフィスを訪問。創始者のLaila Tyabjiとお会いすることができて、とても光栄だった。
さて昨日は、さっと見て回るだけのつもりが、伝統的な技法をモダンにアレンジした、すてきな意匠のファッションなどを見つけ、何枚か購入。
派手派手しいTシャツは、意外にもオーガニック・コットン製。Funjabとは、Fun + Punjabを組み合わせた言葉らしい。楽しいパンジャブ。我が夫、出自はパンジャブにつき、夫に買いたかったが、サイズがなかったので、わたしが自分用に買った。
クロシェ編みの飾りが愛らしい短い丈のブラウスは、オーガニックコットンで着心地も抜群。その場で着ていたトップを脱ぎ、試着させてもらう。
「もう、そのまま、買い物を続けてくださいよ! 宣伝になりますし!」
と店主の女性は強く勧めてくれるのだが、下に着ているタンクトップは、一応「インナー」カテゴリーなので、大幅にはみ出したまま歩くのは憚られる。
「明日、もう一度ゆっくり買い物に来ますから、そのとき着てきますよ!」と伝えた。
かわいいレモン型のバスケットも買った。若手デザイナー集団を束ねて商品化しているらしい。本当にこういう傾向、すばらしい。
さて、今日も出かけねば💪
✏️インドの伝統工芸と職人たちを支援し続けるDASTKARの創始者、Lailaを訪ねる朝
https://museindia.typepad.jp/fashion/2022/10/dastkar.html