2005年11月。インドに移住した直後から、心を奪われたものは数多、ある。
布。サリー。テキスタイル。スパイス。ハーブ。オイル。コーヒー。紅茶。アーユルヴェーダ。自然派コスメティクス。宝石。ゴールド。貴石(プレシャスストーン)。半貴石(セミプレシャスストーン)。
……尽きない。
石の世界を語ればまた、あまりにも広く深く。
このところ、関心が薄れていたのだが、昨日の出会いと今日の出会い。偶然の重なりで、新居の空気を整えるための石の店に出合い、石を買った。
新居だけでなく、わたしたちの心を整えるための石らも。
研磨されたものも美しいけれど、ゴツゴツと、素の石がまた、美しい。
先日、銀座で20年ぶりに再会したほのかさん。彼女の作品も、ロウ・エメラルド。自然の姿のままの石。
旧居は千客万来の家だ。ミューズ・クリエイションのメンバーはじめ、セミナーのゲストほか、バザールなどの会場にも使った。
毎週オープンハウスにしていたころを思うと、本当にすさまじい「気の渦」だった。前向きに集ってくれる人が大半だったが、しかし皆が皆、いい「気」を携えてくるわけではない。
それでも、この家が常に浄化され、居心地よく在れるのは、もちろん、わたしの努力もあったけれど(自画自賛)、玄関ホールのシャンデリアの「クリスタル(水晶)」の力も大きかったと、最近では改めて、そう思う。
上部はガラスだが、下部のペンダントの部分が、クリスタルなのだ。
新居の照明はクリスタルではないので、今日、ヒマラヤのクリスタルを買った。そのほかにも、「これはいい」と、閃くいくつかを。
瞑想のとき。ストレスが溜まったとき。心が乱れるとき。それぞれに、助けてくれる石がある。電磁波から心身を守るための石なども。
これを機に、家の随所に放置したままの石らも集めて、きれいにしなければ。
石の歴史を思うとき、人間の一生など刹那。謙虚な気持ちになれる。守ってもらえるとも思える。
ちなみに「刹那」とは、時間の最小単位で、極めて短い時間を意味する言葉。サンスクリット語(梵語)のクシャナが語源の、仏教用語でもある。
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