India★Media

勉強できない子供がいる一方で。

「サマーキャンプ」と称した、夏期集中学習が

「親たちに」人気らしい。

子供たちはといえば、のびのびと遊ぶ時間が減ってしまい、

お気の毒ではある。

国の未来のための、選択……。児童就労撲滅運動。

カルナタカ州労働省。児童就労撲滅事業部の広告。

左側の写真は、チャイを配達している少年。

右側の写真は、学校の制服を着ている少年。

"My choice for the country's future"

「国の未来のための、僕の選択」

その日を生きることにさえ精一杯の、

矛盾と格差と差別に満ちたこの国で、

教育を受けられない彼らに向けて、

「国の未来のために勉強を」と訴える、滑稽さ。

14歳以下の就労を禁止する広告。不正をした雇用主は２万ルピーの罰金が科せられる。

義務どころか権利さえも。

まだまだ、教育を受けることができない子供達が大勢いる。

国勢調査であぶり出される不平等すぎる現実。

東京都1世帯人数2人割れ、単身の高齢者増加のニュースと並び、この数字の意味するところ。

こういうことが、意外と普通。

地震がなくて、よかったよ。

キングフィッシャー航空

いよいよ、危うい。