本日、6月16日木曜日。先ほど荷造りを済ませ、レイトチェックアウトの手続きをしたところだ。夕方、成田からバンガロールへと飛ぶ。インドに戻れば、たちまち日常の渦に巻き込まれるに違いない。ランチまでの時間、ここ数日のことを簡単に残しておきたい。
一昨日は、インド独立の志士「朝子」の著者である笠井氏と、かつてデリーに駐在されていた日経新聞の岩城氏とランチを共にした。
インド人の両親の元、日本で生まれ育った朝子(アーシャ)さん。インド独立の革命家であるスバス・チャンドラ・ボースが率いるインド国民軍の婦人部隊に入隊された。今年に入り、ご縁があって、現在94歳になられる朝子さんと数回、お目にかかった。そのときの記録や動画はしっかりと残しているので、ご覧いただければと思う。
笠井氏が朝子さんを知る契機となったのが、岩城氏との出会いだということを知り、不思議なご縁を感じた。というのも、我々夫婦と岩城さんご一家は、11年前の2011年のディワリ休暇の際、ゴアにて、たまたま同じリゾートホテルに滞在。夕暮れのビーチで初対面のご挨拶を交わしていたのだ。
その数カ月後、わたしがデリーに赴いた際、「ビーチのご縁」ということで、OLIVE BEACHというレストランでランチを共にしたのだった。
一昨日は、岩城さんのオフィスに近いパレスホテルのダイニングで待ち合わせ。サリー姿のわたしは、またしても、ホテルのインテリアといい感じでコーディネートされている(よくある出来事)。
今回の帰国に際しては、杉並区にある日蓮宗の寺院「蓮光寺」へ赴こうと決めていた。ここには、今なお、スバス・チャンドラ・ボースの遺骨が眠っているのだ。ゆえに、サリー姿にした次第。
偶然の出会いが連なって、今、こうして東京の地で3人が食事を共にし、その数時間後に蓮光寺へ赴くことになったのもまた、我が運命、見えない力で導かれているとしかいいようがない。
お話は尽きず、書き残しておきたいことも尽きず、しかし時間は流れる。いつかバンガロールでお会いできることを楽しみに……。
◉笠井亮平
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%A0%E4%BA%95%E4%BA%AE%E5%B9%B3
🇮🇳インド独立の志士「朝子さん」に関する記録(動画など)
➡︎https://museindia.typepad.jp/library/asako/
⬇︎日本旅3週間を詰め込んだ動画。どうぞお楽しみください💝
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