片隅の風景＠インド

生クリームでつくるもの

昨年あたりに発売された生クリーム。

パッケージも頑丈に、新鮮美味。

何を作るかといえば……。

パンナコッタ！

これはお味見用ミニサイズ。

おいしい♥

真に必要なものは何もかも、多分、手に届く場所にある。

週末の朝。

お弁当を作るかわりに、

今日はスコーンを焼こう。

小麦粉、バター、卵に砂糖。

牛乳に少しのヨーグルトとベーキングパウダー。

生地を寝かせるあいだ、シャワーを浴びて、

焼いている間に食べる準備。

木の実ついばむ鳥たちのさえずり。

鮮やかな緑にいだかれて、

澄み渡る青空に見守られ、

肌を掠める涼風の心地よく、

舞い飛ぶ蝶の、額にとまり。

これ以上、何を望むことがあろう。

夏到来で最高気温35℃。でも、エアコンはいらない。

このところ、急に夏めいてきたバンガロール。

気温は軽く30℃を超え、外出をすれば暑さに気づく。

しかし我が家は緑に囲まれ、一年中、程よい気温。

庭が暑いとき、部屋は涼しく、

部屋が寒いとき、庭が暖かく、

だから、エアコンが、いらない。

しかし同じアパートメントでも、上階の人たちは、

エアコンが不可欠。

これから数カ月は、室外機のうなりを聞きつつの日々。

この街は、昔ながらのバンガロー（平屋一戸建ての邸宅）が、

本当は相応しい街なのだ。

取材の途中

マントリスクエアのフードコートでランチ。

ああ、食べ過ぎた。

不似合いも、またをかし。

わがデスク。

インドで購入のアンティークなティークウッド（チーク材）製。

無駄なく広々としているのが気に入っているが、

表面はすでに、傷だらけ。

Fabindiaで、ちょうどよいサイズのテーブルクロスを見つけて以来、

何枚かを購入し、週に一度、取り替えている。

デスクにテーブルクロス？

なんだか不似合いに思えるけれど、

しかしテーブルクロスが変わるだけで、

デスクに向かう気分も変わって、

なかなかに新鮮でいいものだ。

「心が和むデザイン」とか、

「仕事が捗る色柄」なんていうのも、

そのうちわかってくるかもしれない。

夏の午後。緑の風が吹く中で、幸せランチ。

忙中閑ありの午後。

スリランカ帰りの友人と、

スリランカを語りながら、ランチ。

食後は久しぶりにネイルケア＆ヘアカット。

気分転換の一日でした。

Lunch Buffet @ ITC Gardenia.

Culinary Plusのメンバー（有料）になると、

ITC系列のダイニング、大幅割引で楽しめますよ。

春の到来目前にして、冬野菜「赤いニンジン」を食卓に。

明日はホーリー。春の訪れを告げる祭り。

その日を前にして、野菜売り場で見つけた赤ニンジン。

デリーから届くそれは、「デリーニンジン」とも呼ばれる。

京ニンジンそのものの、インドの冬野菜。

甘みが強く、お菓子にも使われる。

今日はキュミンシードとギーを使って、こってり蒸し焼き。

そして、ナスと挽肉のキーマ（ドライカレー）。

贅沢ランチのその日には、料理を作る意欲が失せるもの。

とはいえ夫は、お腹をすかせて帰って来る。

むしろいつもよりもしっかりと、

夕飯を作って差し上げなければね。

（本当は、手抜きをしたいところだけれど）

インド料理＆スパイス講座の準備中。

明日はチャリティ・ティーパーティ。

これで何度目か思い出せないが、今回もインド料理＆スパイス講座。

この講座が一番好評で、リクエストが多いのだ。

20数名分の資料を地道に印刷。

有効に活用してもらえることを願いつつ。

焼き菓子あれこれ。素材は100％、インドです。

小麦粉、卵、バターにミルク。

生クリームにヴァニラビーンズ。

砂糖、ラム酒、コーンスターチ。

インドの素材でおいしいお菓子、焼き上がり中♥

レモンの風味が爽やかな、夏のタルト。味見も愉し。

久しぶりに、レモンのタルトを焼いた。

インドのレモンといえば、ライムのような形状のそれ。

酸味が強いので、レシピよりも少量で。

生クリームを少々多めに。

それに卵と砂糖。シンプルな素材。

これをタルト生地に流し込めば、

爽やかなクリームチーズのような味わいに。

こちらは、夫向け、お味見用ミニサイズ。

イチゴの形が悪くて、甘みが浅かった今回は、

砂糖で軽く煮込んでみた。

これをカスタードクリームのタルトに載せて、

ふわふわ生クリームを添える。

ふふふ。おいしいぞ。

そして噛みしめよ、ヘルシー＆テイスティな夕餉。

キッチンと書斎を往復する一日だった。

今日の夕餉はチキンハンバーグ。

玉ねぎニンニクたっぷりで風味豊かに。

玄米ご飯と野菜炒め。

これにトマトスープを添えればヘルシー。

玄米は、よく噛みしめて、食すべし。

土曜日恒例アーユルヴェーダのそのあとは…

インディラナガールのKerala Ayurveda。

アビヤンガ（フルボディのオイルマッサージ）のあと、スチームサウナ。

ほかほかに調理（？）されたあと、シャワーを浴びてすっきり。

一週間のあれこれを洗い流してリフレッシュ。

トリートメントのあとは、久々にSunny'sへ。

サン・ドライド・トマトとアレギュラのピザ。

シーバスのグリル。

おいしいランチでありました。

いまごろ母国はきっと。追悼とか絆とか再生とかいう言葉にあふれ。

大地震。大津波。そして原子力発電所の大事故。

もう１年もたったというのに。

何も解決していないどころか、

原子力発電所の事故をめぐって、

これから事態は益々深刻になる。

その事実からはもう、逃れようがない。

諸々が、気休めにもならない。

希望など、どうやって持てと言うのだ？

特に、その渦中に生きる人たちは。

数十年後に死んで、そのあと何度生まれ変わっても、

この問題は、解決してはいないのだ。

本当に、なんということだろう。

希望しか見当たらない朝の空のした。

遠く深く、近く浅く、思い巡らせど。

夜は明けて、朝が訪れ、

さまざまな種類の、無数の鳥たちが、

緑に紛れてさえずっている。

リスが木枝を駆け巡っている。

蝶が中空を舞い飛んでいる。

憂えど、笑えど、嘆けど、歓べど、

まいにちまいにち、朝はくる。

木星、金星、こんばんは。

樹木に覆われた西の空。

小枝の隙間から、こっそりとのぞくように、二つの星。

今日の星空、きれいです。

久しぶりの雨、大地の匂い。

まだ真夏には早い３月。

この地の盛夏は４月５月ゆえ。

蒸し暑い夕暮れに辟易しながら、

しかし日が暮れて、久しぶりの雨。

埃が洗い流されて緑蘇り、

雨に濡れた、土の匂いが家まで流れ込んできて、

大地の匂いだ。

いい匂いだ。

The Leela Palace Hotel@ Bangalore

飲む日。

午後はUBシティで友人と。

夜は自宅で夫と。

年末のパーティで夫が勝ち取った八海山。

ようやく開けた。

ひとくち飲むなり、

「枝豆、ある？」と夫。

ないってば。

薄い葉っぱの天ぷら、ありますよね？

サンデーブランチ＠江戸。

場をしきる夫。

「茶碗蒸し、一つずつ」

「天ぷらは、揚げたてをお願いします」

「エビと、魚と、野菜と……」

「それから、薄い葉っぱの天ぷら、ありますよね？」

紫蘇（しそ）？　いやいやないでしょう。

「僕はしその天ぷらが好きなんですよ」

穏やかに交渉上手な夫。

いつだって巧みに、

なにかと「アップグレード」を引き出してくる。

おもしろい人。

おはよう！ ２匹のカエルたち

ムンバイでも、デリーでも、

どちらでもいいから、すぐに行きたい！

１カ月以上バンガロールにいると……いかん。

なにがどうと言うわけではないのだけれど。

来月のニューヨーク旅まではまてない。

なんとか、都合を調整して、飛ばねば。