昨年の日本一時帰国時に収録し、1月25日に放送されたRKBラジオでのインタヴュー。音声が届いたので、結婚式の時の写真とともに、YouTubeにアップロードした。
話の内容は、わたしのバックグラウンドにはじまり、インドでの国際結婚のことや、家族のこと、インドでの生活についてなど。全部で20分を超える番組なので、3つにわけている。
提供は、福岡界隈の人なら誰もが耳にしたことがあるであろう、「おててのしわとしわをあわせてしあわせ〜なむ〜」でおなじみの「お仏壇のはせがわ」である。
幼少期より耳にしていたフレーズが今も生きているとは、むしろ新鮮な驚きであった。途中のコマーシャルや音楽も、一部を除いてはカットせずにそのまま残している。長いけど。
これを機に、過去のホームページから結婚式の写真を引っ張りだした。ついこの間のことだと思っていたのに、なんだか、みんな、若い。
あの過激に暑い夏のニューデリーで、末期の肺がんと言われた父が、抗がん剤治療のあと、病状が回復していたとはいえ、あんなにも元気に過ごせていたのは、信じられない思いだ。
どれだけ食べたか、ナンやらタンドーリちきんやらカレーやら。どこから見ても、がんを患っている人には見えない。
この親にして、この娘。遺伝子の力を感じずにはいられない。
「お仏壇のはせがわ〜」がスポンサーなのは、偶然ではない気がする。南無〜。
それにしてもだ。
息継ぎしていますか、あなた。と自分に問いたい。最初はゆっくりスタートしたのに。かなりの肺活量があるとみえる。
ラジオやテレビの出演を通して、今まで自分の知らなかった自分の素顔に気づく昨今。自分とは、自分が思っているような自分ではないのだ、ということを、43歳にしてようやく、知る思いだ。