カルナタカ州フブリにおいて開催された、デッシュパンデ・ファウンデーション主催の「デヴェロップメント・ダイアローグ」。5年前より毎年開催されているイヴェントだ。
グルラジ・デッシュ・デッシュパンデ氏は、インド系米国人。米国では知る人ぞ知る著名な財界人である。詳細は下記を参照のこと。
■Gururaj Deshpande (←Click!)
上の写真は、3日に亘るイヴェント初日、開会のスピーチを行うナラヤン・ムルティ氏(インフォシス創設者)。ナラヤン・ムルティ氏と、デッシュパンデ氏の妻、ジェイスリーとは親戚関係にある。
デッシュパンデ・ファウンデーションとは、デッシュパンデ夫妻が1996年に、故郷フブリに創設した組織。インドの、貧しい人々の生活向上を目指す活動をも行っている。
そのアプローチは多角的で、ヘルスケア、教育、農業、貧困・飢餓対策、環境保護など多くの分野に亘る。独自のプログラムによる教育機関を運営しているほか、数多くのNGO団体を支援している。
■Deshpande Foundation (←Click!)
夫がバンガロールにおけるMITクラブ(同窓生の集い)の発起人として一役買ったことに関連して、デッシュパンデ氏とも個人的に面識がある。
また、夫妻には日本人女性の親戚(米国在住)がいらっしゃり、その方とわたしの橋渡しをしてくださるなど、交流を持った経緯がある。
イヴェントの主旨、その他、夫もわたしも若干異なる見地から、しかし関心があったことから、今回、赴いたのだった。
■無常と効率の祖国/MITクラブ@キルロスカ邸 2011/06/11 (←Click!)
3日間に亘るプログラム(各種講演、セッション、パネルディスカッションなど)のうち、わたしが出席したのは正味1日だったが、少なからず、貴重な出会いがあった。
主には米国を中心とする国内外から、数百名の関係者が訪れているイヴェント。
わたしの仕事に直接の関係はないとはいえ、見識を深めるための糸口のようなものが、いくつも見つかったように思う。
このイヴェントでの経験は、自分の中でまだ消化しきれていない。受け取った資料などを読み返しつつ、後日、反芻しようと思っている。
■Development Dialogue (←Click!)
屋外には、デッシュパンデ・ファウンデーションが支援するNGO団体のブースが並び、興味深い展示物も見られた。
備忘録としても、詳細を書き留めておきたいところだが、このようなテーマは、コンセプトの説明が必要。パネルや講演内容について、気軽にブログで記すことでもないなと、資料などを見ながら思った。
というわけで、なにやら中途半端な記録となってしまったが、今日のところはこのあたりにしておこうと思う。詳細に関心のある方は、上記、各種リンクをはっているので、ご覧いただければと思う。
ディナータイムのショーにて。子供たちの出し物のあと、スピーチをするデッシュパンデ夫妻。
明日、1月20日から29日まで、スリランカへ旅に出る。バンガロールからコロンボまでは、空路約1時間半と非常に近いが、しかし異国。
国内旅行のように、iPhoneで気軽にレポートをするわけにもいかないし、ネット環境も定かではない。
というわけで、ときどき様子を見にきていただければと思う。
未知の国、スリランカ。行って参ります!