Typical British breakfast. Lovely!
ニューヨークでは、ホールフーズでフレッシュジュースやヨーグルト、フルーツなどを購入し、インドから持参したお気に入りのシリアルとコーヒーで朝食をすませていた。ホテルの朝食よりも、そちらの方がずっといいのだ。しかしロンドンでは、朝食付きのプランを選んでいた。
地下鉄のグローセスター駅の向かい、極めて利便性の高い場所にあるこのホテル。建物自体は140年前に建設されたという。数年前にリノヴェーションされて、快適なホテルに生まれ変わっている。
朝食も、シンプルな典型的英国式ながら、とてもおいしい。朝からしっかり食事をして、ひたすら歩く旅の体力を培うべし。
これが、世界史の教科書に登場していたロゼッタストーン! ヒエログリフ解読の鍵となった石碑。
この日、わたしがつけていたイアリングとお揃いだったのだから。
オジマンディアス(OZYMANDIAS: 古代エジプトのファラオ・ラムセス大王の別名)の頭部石像。
"My name is Ozymandias, king of kings. Look on my works, ye mighty, and despair!"
そこかしこ、ミイラだらけ。具合が悪くなりそうなほどに、ミイラだらけ。
発掘に携わった人たちには、呪いとか、罰が当たるとか、あっても当然だったのじゃないかと納得するスケール。これはやばいな、と自己暗示さえかかったのではないかと思う。
人間ばかりか、猫などの動物もミイラにすることが流行った時代があったという。
[London 06] 書きつくせぬ。インド館、日本館が休館中だったけれど。
We went to the British Museum today. I really want to write lots of things, but I’m extremely sleepy right now. Anyway, I was looking forward to see the exhibitions of Indian and Japanese art, but unfortunately, both were temporarily closed! However, the exhibition in ancient Egypt was extremely impressive!!
今日は大英博物館へ。これまでの人生、世界各地を旅して、さまざまな美術館、博物館へ足を運んで来た。その結果、思うのは、たとえ自分がさほど興味がないと思う場所でも、世間がすばらしいという場所には、機会があるのであればぜひ、訪れておくべきだ、ということ。
芸術にせよ、音楽にせよ、食にせよ、何にせよ、経験値が増えるほど、実体験に即した審美眼を養える。そのときは、若すぎて、あるいは知識がなくて、よくわからなくても、しっかりと記憶に刻んでいれば、のちのち記憶の底から湧き上がる。過去の経験が、現在の自分を豊かにする。
古代遺跡。個人的には、あまり興味がなかった。しかし、今日初めて大英博物館を訪れて、認識が変わった。時空を超えすぎて、目眩がする思いだった。好きとか嫌いとかを超越した、人間の存在の、すさまじいエナジーを感じた。
わたしはこれまで、少なくとも50回は生まれ変わってるな。などと、根拠なく、しかし確実に、思った。
本当は、インドと日本の展示をかなり楽しみにしていたのだが、よりによってその2つの展示場が、改装のために一時的にクローズしていた。インドの展示は、特に仏像を見たかったのだ。しかし、それもこれも、ご縁。また来なさいということだろう。
ロゼッタストーンに刻まれたヒエログリフ、3種類の文字に見入る。
夫の好きなシェリーの詩、オジマンディアス(OZYMANDIAS: 古代エジプトのファラオ・ラムセス大王の別名)の頭部石像を仰ぐ。
アッシリアの、王によるライオン狩りの無情に対し、リアルに不快感を思えるほどの、平坦な描写からほとばしる圧倒的な力。
ついこの間、潰えたかのようにうずくまる、5500年前に死んだ人間のミイラ。
紀元前数百年前の古代エジプトのツタンカーメン的ミイラ群のリアルに、衝撃を受ける。
更には古代エジプトに、猫のミイラ・ブームがあって、無数の猫がミイラ化されたという話。
古代エジプトでは、猫が神の化身とされていた時代もあり、故に神々しきエジプシャンキャット。
エジプトの壁画の、鳥を襲う猫の姿に、NORAを思い出し。
今日のわたしと、ほぼ同じイアリングをしている猫も在り。
やれやれ、綴りたいことは山ほどあるのだが、実は現在、深夜の酩酊中につき。このくらいにしておこう。
[London 07] We enjoyed unique cocktails in a funky bar.
[London 08] 初日のイタリアンへ再び。ほどよく酔っ払っていい気分
We went to the same Italian restaurant for dinner again! We ordered appetizer, main dish, and dessert, each one item, and shared them, but we were very full! Wonderful dinner!
初日に訪れたイタリアンが気に入って、またしても。家庭的でリーズナブルなお店は、金曜の夜とあって込み合っていた。数十分待ってテーブルへ。モッツアレラチーズのサラダにイカスミのパスタ、ティラミスと、1皿ずつをシェアしたのに、お腹いっぱい。「今月のお勧めワイン」もお手頃ながらとてもおいしい。
インスタグラムを見た、元ロンドン在住だったバンガロールのインド友が、かつて行きつけの店だったとコメントしてくれた。確かに、常連になってしまいたくなる雰囲気の店だ。
最後にサーヴィスされたリモンチェッロがおいしすぎて、気分よく酩酊の夜。