[Mumbai 01] I will go to Mumbai for the first time in 8 months from now. Even in monsoon season, I am excited!!
8カ月ぶりのムンバイへ。空港ラウンジでは、つい食べずにはいられないドサ。
この空港が開港して、10年。旧空港の混沌を偲びつつ、コーヒーを飲みつつ、一隅を見やれば、カラスがクワックワッと鳴きながら巣作り。
インドだもの。
今回は久々に、夫の出張に便乗しての旅。
22年前に夫と出会って以来、米国在住時代から、わたしは夫の出張に同行して、国内外をあちこち飛び回っていた。フライト代さえ自分で出せば、ホテルは料金もそのままに夫婦で滞在できることもあり、やましいことはない。
「ボーイフレンド、もしくは夫の出張に便乗」あるいは「ガールフレンド、もしくは妻の出張に便乗」というのは、米国でもインドでも、珍しいことではないはずだ。少なくともわたしの周囲では「普通」である。
そういうことを以前、ブログに書いたところ、
「日本では、出張先に同行するといえば、愛人ですよね」とコメントした読者がいて、苦笑した。非常にやましい。
ミューズ・クリエイション創設以降は、毎週金曜日に活動することから、出張同行は減ったのだが、今回はどうしてもムンバイに行きたく、モンスーンの時節ながらも決行。
タイミングを逃すと、次がいつになるかわからない。大混沌の都市、ムンバイ。大好きな場所。3泊4日、行ってきます!
モンスーンのムンバイは桁外れの雨が降り、道路は濁流と化す。空港で出発前に見たニュースでは、今朝の豪雨は凄まじく、学校は休校になり、オフィスもクローズしているところが多数あるとのこと。
やれやれ、タイミングが悪すぎたなと思いつつも、仕事ではないから、特に差し支えはない。
着陸間際の窓から見下ろせば、雨は小降りの模様。空港からのタクシーも、普段より車が少ないせいか渋滞にかからず、むしろかつてなく速やかにホテルに到着したのだった。
南ムンバイのウォルリにあるこのフォーシーズンズ・ホテル。夫の会社のムンバイオフィスがこの近くということもあり、ここ数年は彼の定宿となっている。
快適な部屋。アーユルヴェーダブランドのアメニティ。ひとつひとつが心地いい。
しかし窓の外を見下ろせば、ここは新旧、貧富が混沌とモザイクのように入り組んでいるエリア。向かいには、いつも訪れている日本人墓地がある。
2008年から2010年までの2年間、我々夫婦はムンバイとバンガロールの二都市を行き来して暮らしていた。あれから10年。このホテルがオープンしたのも10年前。
更に言えば、バンガロールの新空港や、UBシティがオープンしたのも、IPLが誕生したのも、10年前。
いろいろなインドの断片を、眺めてきたものだ。
諸々、綴りたいことがあふれてくる雨の夕暮れ。