使用人、業者、各種修理人……。他者を自宅に「気軽に招き入れる」のが一般的なインド。ゆえに違和感なく、サーヴィス開始以来、あっというまに事業を拡大してきたUrban Company (旧Urban Clap)。マッサージにフェイシャル、ネイルケア、ヘアスタイリングにメイクアップをはじめ、家電の修理、部屋の掃除、ペンキ塗り、ペストコントロール(害虫駆除)などさまざまなサーヴィスを展開している。
個人的には、マッサージのサービスを頻繁に利用しているが、1月にデリーの義父が他界した際、デリーの実家を大掃除した。そのときにキッチン周りの掃除を依頼した。専用の洗剤や器具を使って、短時間に清掃してくれ、とても助かった。我が家もメイドの手だけでは不足なので、近々抜本的な掃除サーヴィスを頼もうと思っている。
アプリで予約から支払いまですべて完了、サーヴィスも極めてよい……ということは、これまでも幾度か言及してきたので詳細は割愛する。
過去数年、週に一度、来てもらっていたマッサージ。ロックダウン後は利用を控えてきたが、先月からぼちぼち、きてもらい始めた。ベッドをはじめ、使用するものはすべて持参してくれるので、こちらは何を準備する必要もないが、わたしは自分の好みのオイル(アーユルヴェーダ)を準備している。
昨日は久しぶりにペディキュアのサーヴィスを受けた。COVID-19以降、衛生管理の徹底は顕著となったから、むしろ安心感がある。彼女たちによると、ここ数カ月は利用者も多く、結構、予約が入っているようだ。なによりである。同社のビジネスモデルも極めて興味深く、また一消費者としては、本当に助かっている。
高級スパなどは、雰囲気を楽しむという付加価値があるが、自宅にいながらにして、トリートメントが受けられるのは、時間の節約にもなるし、よりリラックスできる。廉価なのも魅力だ。