インドの友らと行く年を見送り、来る年を迎えた。そして2日の昨日は、正月気分が皆無のバンガロールで過ごすミューズ・クリエイションの関係者を誘ってのBBQ新年会を開催した。
多くの在留邦人が日本へ一時帰国をする年末年始。その一方で、仕事の現場を離れられず、単身でバンガロールに残る駐在員や学生たちも少なくない。今回は「比較的寂しげな正月を迎えるかも……」という人たちに声をかけての、BBQ新年会だった。
しかし、特に寂しくはなさそうなご家族連れや父娘の参加もあり、とても賑やかな午後となった。
ちなみにインド社会では、太陰太陽暦のヒンドゥー暦に基づき、毎年変動するところの10月&11月あたりのDiwali(ディワリ)が本気の正月で、太陽暦による正月は特段、祝わない。ゆえにインド社会に合わせ、元旦から勤務の日系企業も多数。参加されていた人も、途中でオンラインミーティングをされていた。
さて、前回のミューズ・クリエイション企画は家族連れによる参加者40名ほどの大規模なものであったが、今回は十数名と小人数につき、料理も、豚スペアリブ、丸鶏グリル、野菜などに絞り込む。なんとなく炊いていた日本米が大人気(インド産の日本米である谷藤米)であった。
谷藤米は、やや多めの水(米2カップに対し水3カップ程度)で、あらかじめ1時間ほど浸したのちに炊くとおいしい。わたしは四半世紀以上、電気釜を使わず鍋で炊いているので、火加減は適当だが、おいしく炊ける。なにより曲げわっぱのお櫃が、米の旨味を引き立てる。
皆が持ち寄ってくれたおつまみやスナックなども食べつつ、飲みつつ、語りつつ……。ところで、巨大なチョコレートチップ・クッキーは、我が友人の娘(16歳)が数年前に起業したベーカリーで販売されているもの。利益の半分を慈善団体に寄付するというコンセプトもさることながら、これが非常においしいのだ!
毎度、時の流れを忘れさせる「龍宮城」な、坂田マルハン宅。人々は、帰らない。たしかランチから始めたはずなのに、日が暮れても語り合い続ける。途中から坂田のセミナーモードも稼働。さらには参加者各位のお仕事インタヴューを始めたものだから、楽しくて話は尽きず。
昨日は、スーパーコンピュータ(スパコン)について、少しばかり勉強させてもらった。まだコンピュータが普及していなかった我が大学時代(1980年代)、「日米スパコン貿易摩擦」なる言葉を耳にしたのが最初だったか。当時の「スーパー」と今の「スーパー」とでは、その超絶具合がとてつもなく違うということも、漠然とながら推察できた。
テクノロジーの進化のすさまじさ。
……などと浸っている場合でもなく、翌日の今日は、慈善団体訪問実施につき。
「もう、そろそろ帰って」
と発令したのが夜の9時。みな、残り物を持ち帰るなどし、元気に帰っていった。
今年もまた、千客万来の家、バンガロールのパワースポット化😂に磨きがかかりそうだ。
🍪MACHA’S BAKERY
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