インドのちょうど中心に位置するナーグプル。この地で1967年以来、57年間に亘り、仏教復興運動に身を賭す日本人僧侶、佐々井秀嶺上人。
2018年4月、佐々井秀嶺上人の人生を描いた『破天』(山際素男著)を読んでいる最中、わたしは発作的に、「ナーグプルへ行かねば!」と思った。本を閉じ、ネットで連絡先を探した。そして幸いにもご連絡を取ることができ、翌5月の終わり、わたしはナーグプルヘと飛んだのだった。
図らずも「仏陀聖誕祭」に重なり、佐々井秀嶺上人と、お弟子の竜亀さんと、行動を共にさせていただいたのは稀有なる僥倖。また、同年の一時帰国時、東京から福島の原発事故後の様子を見に行くつもりで唯一開けていた日。折しも佐々井秀嶺上人がブッダガヤ大菩提寺の返還運動のため来日されていることを知り、急遽、増上寺での集会に赴いた。
この6年間、COVID-19パンデミックの影響で、2度、旅をキャンセルしていた。今回ようやくの実現。わずか3泊4日なれど、「辰年」の今年こそは、なんとしても訪れたかった。佐々井上人にお会いし、マンセル遺跡を再訪し、竜樹菩薩大寺を訪れ、願わくば、竜樹連峰に登りたい。
……明日は早起きだ。
巡り巡る思いを、ひとまずは消去して、真なる「日記」を記して、今日は早めに寝よう。
詳しくは、以下の記録をご覧ください。
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✊インド国憲法草案者アンベードカルとインド仏教。そして日本人僧侶、佐々井秀嶺上人を巡る記録
https://museindia.typepad.jp/library/2021/12/unity.html
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