日本の記録は、まだまだ、ぼちぼち、続くのだ。前回、前々回の投稿。本の表紙写真は、今ひとつ「映えて」おらず、文章を読まれる人は少ないだろう。そもそも、毎回、Instagram文字数限度の2000文字ぎりぎりまで、投稿しがちな我が投稿。短文が主流の昨今にあっては、時代に逆行していることは理解している。
茶道にせよ、着物にせよ、侘び寂びにせよ。わたしが昨今、日本再発見とばかりに熱を込めて書いていることのテーマを冷静に振り返るに、かつて自分が「年配の人たちの世界」だと思ってきたことばかり。人生、経験を重ねると、みな同じような方向に関心を持つものなのだろうか。
さて。今回の東京滞在1週間。友人知人らと会う以外の「一人食事」も、あれこれと楽しんだ。滞在先のホテル、THE GATE HOTEL TOKYO by HULICのロケーションが、ともかく便利。周辺には日比谷シャンテに東京ミッドタウン日比谷、東急プラザ……と、レストラン街を擁するコンプレックスも複数あり。
選択肢もヴァラエティ豊かで、毎回、迷った。
今回は、咳が出るなど体調が万全ではなかったこともあって、大事をとってアルコールを飲まず。ノンアルコールビールやモクテルを楽しんだ。飲もうと飲むまいと、楽しい気分になれるので、そこはノープロブレム。
バンガロールの帰国の前々日、東京ステーションホテルのラウンジで笠井さんとお会いした時、おいしい青森のアップルサイダーを飲んだ。その後、森岡書店に足を運んだ。ちょうど展示会のオープニングということで、スパークリングワインを振る舞われた。果たしてそれが、今回の日本旅で初めてのアルコールだった。沁みた。
ここではランダムに、食べたものの写真を載せている。やはり、ごはんと味噌汁がほっとする。ゆえに、釜でごはんを炊いてくれる店には2度、足を運んだ。カキフライ、おいしかったな〜。2度目も焼き魚じゃなくて、カキフライにすればよかった。
最後の夜は、日比谷のガード下をくぐり抜けて、界隈の飲み屋街へ。仕事帰りの人々やツーリストで賑わうあたりを散策。楽しい。あごだしを使ったおでんやさんが目に留まり、入った。そして、今回初の、本物の(!)ビールを注文。これが本当においしかった。
おでんも、ほどよく上品な味付け。思えば「おでん専門店」に入るのは初めてだ。メニューを眺めつつ、おでんは一人でも楽しみやすい料理だと思う。選び方によっては具材もヘルシー。近所にあったら通いたいくらいだ。
最後の写真は、ホテルでの朝食。搾りたてのオレンジジュースに日本的な上品さが漂うエッグベネディクト。窓の向こうには、泰明小学校の校舎が見える。子どもたちが、屋上でバスケットボールなどをして遊んでいるのを眺めつつ……。都会っ子は都会っ子なりに、都会らしい様子で元気に遊んでいた。
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