バンガロールから成田までの直行便で帰国……。しかし、そこから福岡への乗り継ぎが、毎度なかなかの体力勝負。バンガロール発の国際線は、たいていの航空会社が「地味な機材」を用い、「最果てのゲート」を使われることが多い。
日本行きにしても然り。かつては香港やシンガポールを経由していたが、香港空港など、ターミナルの端から端まで10分以上も歩かされ、ラウンジなどを使う時間もなかった。しかも、乗り継ぎ時間が短いことから、しばしば乗り遅れる人もいた。
それに比べれば、まだましか……と思いつつも、ターミナル2からターミナル3に移動すると、どっと疲れる。福岡までのJETSTARには、毎度、あれこれ問題があるのだが、詳細は割愛。JALとJETSTARが提携しているので使っているが、次回はPEACHにしようかと思う。
何より、ターミナル3が「残念」なのだ。落ち着いて食事ができる店もないので、フードコートでうどんやたこやきを食すのが常。まあ、うどんはそれなりにおいしいからいいのだけれど、長いフライトの後の、初めての日本食は、もう少し落ち着いたところで食べたいものだ。
さらには、セキュリティチェックを通過した先で、温かいコーヒー1杯でも飲みたいところだが、品揃えの薄い売店が1つあるだけで、コーヒーショップすらない。閑散とした待合ロビーで搭乗を待つ。PEACHはターミナル1だから、まだ、ずっといいはずだ。
半年前の一時帰国は、介護保険がおりたばかりの母の、介護プランを活用すべく、あれこれと手配やらケアセンター訪問やらで、福岡滞在は瞬く間に過ぎていった。途中、わたしは体調を崩して咳が止まらず、アルコールも飲めず、なかなかにタフな滞在だった。今回は、前回よりも気分的に楽だし、体調も悪くない。この調子で無理なく楽しく過ごしたいものだ。
バンガロールに戻るのは11月24日。その間に、旅もある。夫アルヴィンドの来襲もある。今回は東京にいかず、九州界隈で過ごす。秋の情景と味覚を楽しみつつ、日々を大切に過ごしたい。
*上空写真。黄色い丸で囲んでいるあたりが実家。多々良川を望む、眺めのいい部屋。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。