新居が完成したのは2022年5月。しかし、我が家の周辺のヴィラは永遠とも思えるほどに、工事中。ゆえに、平日は猫らのいる旧居、週末は新居で過ごすというライフが2年半、続いている。
新居と旧居の距離は車で45分程度。移動は特に問題ない。最初はこの小さな「二重生活」がややこしかったが、このサイクルにも慣れた。
新居には、手を加えたい内装や、造園などのプロジェクトが残っているが、その作業は来年かな……。やきもきしても、仕方がない。今できることを、今ある環境で、楽しもう。
先月ようやく、隣家その①とのパーティションが取り除かれた。視界が広がった。空が近い。まだ隣家②、隣家③の工事も終わっていないが、少なくとも隣家②も、今年は完成するだろう。
主がおらずとも、花は咲く。極楽鳥花(ストレリチア)にハイビスカス。ブーゲンビリアが風に揺れる。
鳥は囀る。
野良猫らが行き交う。
デカン高原の涼風が心地よい、ガーデンシティ、バンガロール。束の間の、極楽。
新年早々の熱いイヴェント、ジャパン・ハッバを終えて、諸々の雑務を片付ける。さりげない毎日でも、インドならではの「事件」やらなんやらが、起こる。使用人を巡る悲喜交々や、暮らしの「小さな綻び」を繕(つくろ)う日々。
その一方で、新しい出会いや学びも尽きず。
諸々、綴り残したいことは溢れるが、まずはこれから、遅い朝ごはん。よい1週間を、過ごしましょう。
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