🥻これからは、クローゼットに眠り続けているサリーを頻繁に着るのだと決めたのは昨年のこと。まだ1年も経っていないのだが、周辺の人々には「サリーをよく着ている日本人」と認識されている模様。
インド移住当初はしばしば着ていたが、過去十年余り、ミューズ・クリエイションの「サリーランチ」を除いては、ほとんど着ることがなかった。その間、着実に「増量」したことから、ブラウスがどれもパツパツになった。「お直し」が必要なブラウスが山積している。
一方、最近ではレディメイド(既製品)のサリーがヴァラエティ豊かに出回り始めている。サリーの色柄とは異なる意匠のブラウスを組み合わせ着るトレンドが、若い世代を中心に見られ始めていることから、わたしもTANEIRAやRITU KUMAR、あるいはAMAZON.inなどで購入したブラウスを活用している。
昨日は、2009年のムンバイ在住時に、自宅の向かいに立つワールドトレードセンターで開催されていたエキシビションで購入したサリーを着用。先日同様、絞り染め(Bhandani)のサリーだ。
このところ、同じ場所で同じようなポーズで写真を撮るようになって、「どのようなデザインがスリムに見えるか😅」ということが、一目でわかるようになった。このサリーは間違いなく、「痩せ見え」である。斜めに立つなど「工夫」はしているものの、伸縮性のある絞り染めは軽やかに身体にフィットする。
🇯🇵
さて昨日は、在ベンガルール日本国総領事館の杉田明子総領事のご帰任に際し、当地にある日印文化交流の非営利団体、Lotus and Chrysanthemum Trust (LCT) 主催でお別れ会が開催されるということで、そのご招待を受けた。
会場は、元外交官、かつて日本のインド大使でもいらしたパスカル・アラン・ナザレス氏のご自宅。ナザレス氏は、『ガンジーの卓越したリーダーシップ
』という本を、ペレ・ギャルポ氏との共著で出版されている。近々入手し、読みたいと思う。
杉田領事は、2020年6月に赴任されていた。パンデミックの最中、行動が制限される環境の中、しかし日印交流はじめ、各方面で精力的に活動されているご様子を、ソーシャルメディアを通して拝見してきた。
在ベンガルール日本国総領事館においては、初の女性領事ということで、実はお目にかかれることを楽しみにしていた。しかし、初めてお会いできたのは、先月開催された天皇誕生日レセプションの会場。ご一緒させていただく機会はなかったが、お別れのご挨拶に伺えたのは光栄なことだった。
会場では友人知人はじめ、日印交流に関わる方々とお目にかかり、言葉を交わし、楽しい時間を過ごした。
この1カ月余り、停滞の歳月を巻き戻すように、リアルな社交がどんどん稼働している。飛ばしすぎぬよう、ぼちぼち、行こう。