お気に入りのホテル、Oberoiで優雅なランチタイムを過ごしたあとは、もう一つのお気に入りのホテルである、Taj West Endへ。これまでも幾度か紹介したサリーのブランド「Mrinalini」のオーナーである友人のYashoから、案内をもらっていたのだ。
そう。再び、同じ名前のYasho(正式にはYashodhara)である。実は昨日、わたしは3人のYashoと、ご縁があった。
Joy Bimal Royが、古いサリーを甦らせるプロジェクトを始める契機となった妹の名も、またYashodharaであった。
サンスクリット語で「栄光の担い手」を意味するYashodhara。日本語で 耶輸陀羅(やしゅだら)と呼ばれるYashodharaは、釈迦が出家する前、つまりシッダールタ王子だったころの妻の名前でもある。美しい名前だ。
Mrinaliniのコレクションは、いつもながら、「選び抜かれた高品質のサリー」が揃っている。たとえば、同じVaranasi Silkでも、織りが精緻で、滑らかな生地。心地よく身を包んでくれそうなサリーが並んでいる。うっとりするような美しさだ。
Yashoが着ている絞り染めのサリーはまた、透明感のある羽衣のような軽いもの。エレガントなYashoによく似合う。
わたしが以前、Mrinaliniで購入したときの記録と写真も添付しておく。なお、この展示会は本日も午後7時ごろまで開催されている。関心のある方はぜひ、Taj West Endへ!
◉Mrinalini
https://www.mrinalini.co/
🇮🇳インドはお祭りシーズン序章。またしてもサリーの海へ。
Mrinalini. A platform to help handloom weavers across the country.
https://museindia.typepad.jp/fashion/2021/09/saree-1.html