日曜日は、バンガロール在留邦人のコミュニティ「バンガロール日本人会」が主催するクリスマスパーティに参加した。去年は欠席したので、パンデミック以前の2019年に参加して以来4年ぶりだ。
2020年3月のロックダウンを機に、多くの日本人が帰国を余儀なくされた。その後、コミュニティは縮小したが、去年あたりから徐々に人数が増え始めている模様。今回は子供たちの参加も多く、若い世代の帯同赴任が増えているようだ。
この日、サークル紹介の時間が設けられていたので、ミューズ・クリエイションも登壇。制限時間3分ちょうどの原稿を用意して、インターンの真樺さんと共に簡単なプレゼンテーションを行った。原稿を下部に添付しておく。
歳月は流れ、都市は変貌を続ける。進出する日系企業の業種も変化し、駐在員やその家族の年齢層や目的意識も変容する。そのときどきの「現状」を見つめて「必要性」を探り、自分ができるビジネス、あるいは社会貢献活動を模索する。しなやかな姿勢で、時勢を眺めたいと改めて思う。
それはそうと、バンガロールでの住まい選びのポイントがわからず、暮らし始めて戸惑っている人が少なくないようだ。数年、更新が滞っているが、『バンガロール・ガイドブック』の情報は、極めて有意義につき、ニューカマー各位は、目を通されることをお勧めする。すでに家を選ばれていたとしても、何かしら今後の参考になるはずだ。電子機器を守るためのスタビライザーなどは今でも必要につき。
『バンガロール・ガイドブック』
https://lit.link/en/bangalore
🥻
この日のサリーは、東洋(オリエンタル)を象徴する鶴がモチーフ。着用頻度が最も高いお気に入りだ。2008年、ムンバイに住んでいるときに購入した。当時は高品質なサリーが手頃な値段で入手できたものだ。夕日に鶴のオレンジ色と、月に鶴のブルーの2枚があり、悩んだ末にこちらを選んだ。
今思うと、両方買っておけばよかったなと思う。ちなみにこれは、SATYA PAULというブランド。もうだいぶ前からサリーの販売をやめ、モダンな洋服が主流になっている。
[真樺/2分10秒] みなさん、こんにちは。わたしは入江真樺と申します。大学を休学し、今年9月より1年間の予定で、Beyond Next Ventures及びMuse Creationでインターンをしています。わたしからは、これまでの活動をご紹介します。
Muse Creationは、坂田マルハン美穂さんによって11年前に創設された慈善団体です。これまで日本人コミュニティ主体の地域社会への貢献や文化交流を実現してきました。2015年にはNGOとして認可され、所得税法の各種証明書も取得されています。
2012年の創設からパンデミックまでの8年間は、のべ228名、随時40名以上のメンバーが在籍。毎週金曜日を活動日とし、手工芸品作りやダンス、コーラスなどを楽しみました。
その成果は、ジャパン・ハッバやOWCクリスマスバザールといった地域のイヴェントや、ミューズ・クリエイション主催のバザールやコンサートで発揮されました。
メンバーは、数カ月に一度、慈善団体を訪問し、施設見学や、子どもたちと遊ぶなど交流。手工芸品販売で得られた収益は、すべて慈善団体に寄付されてきました。
このほか、日系企業のCSR支援やビジネス勉強会の開催、地元の工場や企業訪問などの社会科見学、子供の教育に関する情報交換、駐在員夫人の社会復帰に関する座談会、ショッピングツアーやサリーを着てのランチ会など、活動内容は多岐にわたります。また、日本人生活者のためのオンライン情報誌『バンガロール・ガイドブック』も制作しています。
2020年3月、ロックダウンにより情報が錯綜する中、Facebookに「COVID-19ポータルサイト」を構築し、信頼性の高い情報を発信。また、Youtubeチャンネルを開設し、さまざまなインド情報を発信し始めました。特に、「インド・ライフスタイルセミナー」の動画は、たいへん勉強になります。ぜひご覧ください。わたしからは、以上です。
[美穂/50秒] みなさん、こんにちは。ミューズ・クリエイション代表の坂田マルハン美穂です。わたしが移住した18年前に比べると、バンガロール生活は格段に便利になりました。しかし、日本とは社会的背景が大きく異なるインドの暮らしは、一筋縄ではいきません。縁あって同じ時期、バンガロールに暮らす日本人同士。インド理解を深めて協力しあい、楽しく有意義なイヴェントを実現し、地域社会にも貢献するという活動を、今後も続けます。
数カ月前に「WhatsAppのコミュニティ」を設置し、情報共有を開始しました。ここを拠点に、自分の希望するグループに参加するフレキシブルな仕組みです。ご興味のある方はお声をおかけください。すでに参加されている方、挙手をお願いできますか。QRコードのシェアをお願いします。以上、ご静聴ありがとうございました。