先月受けた右上奥歯のインプラント治療に引き続き、
今週の月曜日、左上奥歯の手術を受けた。
インプラント同時埋入によるサイナスリフト。
骨移植を行ったあと、
直後に、インプラント、それも2本を同時に埋め込む。
信頼できる専門医だったので、その「最先端な施術」をお任せした。
彼の技術の秀逸さは、治療を受けながらでも実感できた。
通常ならばサイナスリフトだけで2時間、
インプラントの土台を埋め込むだけでも1時間はかかるところ、
全部を一気に1時間で、非常に的確に施術してくれた。
手術時間が短い方が身体の負担はかからない。
もちろん「拙速」ではないことは、
右上の治療のときに確認済みだ。
立ち会ったいつもの歯科医、
そして技師らも、随所で感嘆。
「ワンダフル!」「アメイジング!」
と言いながら、人々が我が口内を覗き込む。
実は凄まじい世界が展開されていたのだが。
昔から、歯の治療では苦労してきた
遺伝性「弱い歯」につき。
どんなに手入れをしても、治療を要する事態となり。
我が歯科医遍歴の数々は、
男性遍歴の数々より多い。(←聞いてない?)
サイナスリフトの治療後は「腫れる」と聞いていた。
予想通り、火曜、水曜と腫れが目立った。
左半分だけ、不機嫌な巨大リス、のようであった。
木曜の今日は、少し落ち着いた。
痛みもほとんどなく、快癒の兆し。
とはいえ、無理は禁物。
日々ゆっくりと熟睡し、引きこもる日々。
折しも、クルマが故障しておりガレージに出している。
こんなときこそ、家のメンテナンスを。
というわけで、年に一度のシャンデリア掃除を依頼。
シャンデリアの購入先が、掃除も請け負ってくれる。
これは手間ひまがかかるから、一日仕事。
まずはグラスのカヴァーをすべてはずして、洗浄。
丁寧に、丁寧に、作業は進められる。
3カ月に一度の、大型スタビライザーのメンテナンス。
やはり3カ月に一度の、洗濯機のメンテナンス。
半年に一度の浄水器の点検とフィルター交換などなどに、
まとめて来てもらうよう、手配する。
電力の不安定供給もあって、
インド生活とは、なにかと「メンテナンス」が大切なのだ。
面倒なことをまとめて片付けて、
気分もすっきり。
きらきらと、麗しい。
クリスタルから、いい「気」が放たれているようでもある。
買ったときには考えもしなかったけれど。
昔ながらの「職人技術」が生きたものは、本当にいい。
あの日あのとき、現物を見ることもなく、
メールでの画像のやりとりだけで、
これを買おうと決めた自分は、本当に「買い物上手」だった。
高価なアートなどで壁を飾るのを躊躇したが上の、選択だった。
結果的には、これがあるだけで、家の運気があがっている気がする。
さあ、明日はサロン・ド・ミューズ。
先ほどは、カステラを32人分焼いた。
カステラの端もたっぷり取れる、贅沢サイズ。
久しぶりに「沈黙を破って」楽しもう。