避妊治療を受けてはや2週間。
4泊5日の入院中にはげっそりと痩せていたのが、
あっというまに回復して食欲満点。
以前よりも敏捷性が増し、
ドクターからは、手術後は外へ出たがらないと言われていたのに、
積極的に柵をこえて、外へ出ようとしていた。
先日も記した通り、他の野良猫の侵入を防ぐためにも、
庭にパーティションを設置した。
手術後は、しばらく室内で寝かせたほうがよいとのことだったので、
サンルームで寝せること数日。
ようやく手術の傷も癒えたし、
パーティションもできたので、数日前から外に出しておくことにした。
すると不思議なことに、
一昨日の夜、
そして昨日の夜、
どちらも日付が変わる時刻に、
彼女は姿を消した。
夫とランタンを灯して探したが、
どこから逃げたのかさっぱりわからず。
外部の野良も来なくなったし、
相当な跳躍力がない限り、外へは出られない。
狐につままれたような気分でいたのだが、
翌朝早く、NORAは戻っていた。
しかも、お土産(リス!)を携えて。
そして夕べ。
またしても、いなくなっていた。
猫は夜行性らしいが、
跳躍力までも昼間より増すのだろうか。
心配というよりは、なんだか気味が悪くなり、
茂みなども入念に探すが、いない。
そして、今朝はいつもの通り、戻ってきている。
昼間、庭のあらゆる場所を点検してみたが、
どこから出入りしているのか、さっぱりわからない。
ミステリアスすぎる。
最早、自由にしてくれても構わないが、気になるものは、気になる。
というわけで、節穴な人間の目を欺いて、実は賢く夜遊びをしている小娘NORAの脱出ルートが発覚した暁には、また記したいと思う。
手術後、それまでお気に入りだったクッションを避けるようになったので、「定位置」を決めて欲しく、寝床を作ってやった。
小さなブランケットをくるりと巻いて巻いて、出来上がり。
お気に入りのご様子だ。