今朝は5時半起床。早朝の便でムンバイ出張へ向かう夫を送り出し、今日はヨガをせず、かわりに庭で、バスケットボールと遊ぶ。
昨日のこと。外出の途中、スポーツ用品店が目に留まり、急にボールが欲しくなり、ドライヴァーに車を停めてもらったのだった。
中学、高校とバスケ部だった。大学では同好会で、比較的気楽に活動していた。大人になっても続けられるテニスなどをしておけばよかったと、思うことはしばしばだ。
今更バスケットをやれと言われても、コートを1往復、ディフェンスなしでドリブルシュートをするだけで、息が切れるだろう。
しかし時折、無性に全速力で走りたくなる。ズダダダダダ〜ッとコートを駆け抜け、シュートを決めてみたくなる。やってみたいが、ねんざだの腰痛だのに見舞われるに違いなく、あまりにもデインジャラスな挑戦だ。
ともあれ、二の腕のたるみも気になる昨今。庭を散歩しながら、ボールをぐるぐる胴周辺で回すなどすれば、エクササイズにもなるかもしれんとの思いもあり、ボールを買うことにした。
店にはテニスとバドミントンのラケットがずらりと並んでいる。クリケットのバットもある。
「バスケットボールはありますか?」
と尋ねれば、店のおじさんが棚の下の方から取り出してくれた。
なにゆえに? というくらい、すでに汚れ腐っている。
ビニル袋入りは、派手派手ボールしかなく、正統派の茶色いボールはすべて古びている。インドである。
在庫もないというので、どうせ汚れるんだしいいや、とばかりに買った。
「これ、汚れているから1割おまけしておきますよ。よかったですね! 汚れてて!」
と、店のおじさん。そうきたか。インドである。
庭でドリブルをしてみる。地面が平坦ではないので、ストレートに手元に戻らない。プチ・ラグビーボール状態である。
それでなくても、庭の芝生が「歩き道」にそってはげているのを、わが家の庭師は非常に嫌っている。歩いてくれるなとさえ言う。
わたしにとっては「景観」よりも「実用性」。朝な夕なに庭をぐるぐると歩くのはまた、大切な気分転換なのだ。
とはいえ、「歩き道」に加え、ドリブルで芝生の随所にムラを作った日には、彼は悲嘆にくれることであろう。などと思っている先からボールは思いがけない方向に飛んで行き、ブーゲンビリアの枝をへし折ったりする。いかんいかん。
ドリブルをしていると、シュートをしてみたくなる。もちろん、庭にリングはない。最近育ち始めた椰子の木に、ちょっと当ててみよう。と、当てるつもりが当たらない。またしてもブーゲンビリアの枝が……!
気持ちの上では、ストレートに飛ばせているのだが、実際には、飛ばせないものである。
庭をぐるりと見回すと、いい柱があった。あそこをゴール代わりに、軽くシュートする感じ、をやってみよう。下の写真の、HERE!の部分である。
当ててみると、なかなかにいい。メタルワークの業者に頼んで、リングをつけてもらおうかしらん。とさえ思う。
ちなみにわが家はデュプレックスなので2階までがテリトリーである。基本、ご近所の邪魔になっているわけではない。
ところで義姉スジャータ&義兄ラグヴァンの暮らすIISキャンパス内には、一応バスケットボールの屋外コートがある。しかしアスファルト製で、決して「好条件」とはいえない。
そんなコートで、彼らはときどき、教授仲間や学生たちと試合をしているらしい。
今後、こっそり自己練を積んで、試合に臨んでみようかしらん。
やめておいたほうがいいかしらん。
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