今朝は、スジャータも帰宅である。と同時に、モハンもヴァラダラジャン家へ派遣サーヴィスに出した。今日はアルヴィンドもいない。超久しぶりに、我が家にて一人の一日である。みぽりん、うれしいかも〜♪ って感じである。誰なんだいったい。
この間、香港で買って来たとんこつ風味のラーメン、まだ一袋も開封のチャンスを得ていなかったのだが、ようやく、食べられる。キャベツに豚バラ肉でも炒めて、たっぷりネギとのりを散らしてランチかな〜。卵、なかったっけ〜? と、キッチンを我が物顔で行き来できることの喜び。
それはそうと、インドはここ一両日のうちに、核兵器搭載可能な中距離弾道ミサイルの発射実験には失敗するし、通信衛星を載せた国産ロケットの打ち上げには失敗するしで、どうしたもんだという感じだ。
なにかと浮き足立っている機運を鎮めるには、不可避な失敗だったのではなかろうか、などと、よく知りもしないのに軽率な発言はしない方がいいな。周辺諸国が触発されて、テロなど起こらねばいいが。
さて、静かな部屋で、胡麻せんべいの音をばりばりと響かせながら読書をしていたら、エミさんから連絡。ランチに誘われたので、ラーメン計画は夜に順延することにして、昼過ぎ、待ち合わせの播磨へ出かけた。
彼女はあまり食欲がないらしく、従っては母国の味、日本料理を食べたかったようである。
「食べられなかったら、持って帰ればいいしね」
と言いながら、キャベツサラダに餃子、天ぷらの盛り合わせ、揚げ出し豆腐に冷やしうどん、ごはん1膳を注文。気がつけば、二人で全部、食べ尽くしていた。結構、あったのね、食欲。
食事をすませ、ちょっと買い物に出かけて帰宅。誰もいない部屋に戻ってくる。誰もいない、と思うと、思わず鼻歌が出てくるから不思議。やっぱり、普段は結構リラックスしてないのかもね〜わたし。っていうか、誰かがいると、完璧には気を抜けないものね。
そりゃ〜、鼻歌の二つや三つ、これまでも歌ってはいたけれど、「熱唱系」の歌を、歌ったりはしなかったもの。誰もいないのをいいことに鼻歌を超越し、コーラス部よろしく声を張り上げて歌っていて、改めて認識した。
この大理石空間は、すばらしい音響設備であると。声が響く響く。家全体、是、銭湯である。音楽会でも開きたいくらいである。マイク不要だ。
そのうち、急にピンクレディーのUFOを踊りたくなり、鏡の前で踊っていて、たいへんなことに気がついた。わたしが、なぜ、ボリウッドダンスに引かれるか、その理由がわかったのだ。
ピンクレディーの踊りは、ボリウッドダンスの動きに酷似しているのである!!!
腰のひねり方、開脚、閉脚の動作、時折のこびるような仕草……。
はっは〜。そういうことだったのか! ピンクレディー世代の我々(我?)が、ボリウッドダンスに心引かれるのは、ごく自然のことだったのだ。
ピンクレディーの振り付けは、確か土居さんという人だった。彼は当時、ボリウッドダンスを知っていたのだろうか。いや、知っていたに違いない。知らなかったとしたら偶然か。それとも、ボリウッドダンスがピンクレディーのまねをしているのか。そんなわけはないだろうか。
謎は謎のままであるが、ともかくは、ボリウッドダンスとピンクレディーの踊りは似ている。