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12月だ。晴れやかに爽やかな気候からはピンと来ないが、ついには師走。季節感が鈍くなってしまった昨今は、イヴェントごとをむりやりのように盛り上げて、月日の流れに起伏をつけるように。 さて、今日はMGロードの東端にあるセントマークス・カテドラルへ。ここでOWCが主催するクリスマスバザールが行われたのだ。わずか2時半ほどだが、受付の手伝いをするべく赴いたのだった。 さまざまなブースの中には、慈善団体で作... Read more →
今、ムンバイに来ている。マリンドライブを見下ろす部屋で、3泊4日の予定だ。今回は、久々に、夫の出張に同行である。 移住当初はしばしば同行してムンバイに来ていたし、その後も自分の仕事の出張で何度か訪れているので、久しぶりという気分ではなかったのだが、実は約1年ぶりだった。 1年もたつと、今のインド都市部の表情はかなり変わる。 今回、わたし自身もリサーチの仕事があり、しかし出張費までは予算が出ない仕事... Read more →
●新しい国内線空港に下りたち、ホテルへ。 昨日、夕食前のころ、ムンバイに到着した。国内線の空港が、ずいぶんきれいになっている。インドならではの「不完全さ」は随所に見られるが、数年前に比べると格段にいい。空港を出てすぐの、車を乗り降りする場所が、劇的によくなっている。 これまで、空港界隈を除くムンバイ市街では、Taj Mahal PalaceやTaj President、Taj Lands End ... Read more →
インドでのビジネスにもすっかり慣れ、輝きを増している伴侶。 彼のキャリアを励ましつつ、わたし自身のキャリアとは、なんなのだ? 懸命にやってきたようでもあり、行き当たりばったりのようでもあり。 来年は、平成20年なのだということを、知った。 平成一桁のころ日本を離れたので、平成年号に疎かったのだが、20年とは。 あの日、千葉県柏市のレオパレスの小狭いワンルームの一隅に置かれた小さなテレビで、「新しい... Read more →
夕べ、ムンバイから戻って来た。今朝は、家の雑事に追われていたが、ランチを終える頃には落ち着いて、さて、仕事をはじめようと思うのだが、なにかしら集中できない。 熱い紅茶と、そしてビスケットを携えて、ダイニングルームへ。書棚の一隅、日本人の知り合いから貰っていた雑誌の山。そろそろ処分しようと思っていた中から一冊を引き抜く。 日経ビジネスのASSOCIEという雑誌。2005年の6月号とある。古い上に、以... Read more →
●ネズミ対策に、野良ネコを手なずける。 2007年がもうすぐ終わるというのに、まばゆい陽光降り注ぐ庭、半袖姿。洗濯物を干して心地よい日曜の午後。 十日ほど前から、野良ネコがしばしば遊びに来るようになった。「野ネズミ対策」にネコは有効かもしれぬと思い、ミルクを与えることにしてみた。 ある朝、ボウルにミルクを入れて、庭の一隅に置いておいたら、いつのまにかきれいになくなっていた。 翌日も。その翌日も。し... Read more →
師走も半ば。こんなに季節感がなくて、いいのだろうか。我が感受性に錆が付くのではないか。 などと、無用な心配をしてしまうくらいに、季節感のない日々を過ごして丸二年目。いつも、同じような服を着ている。少しずつ、色あせていく木綿の衣類に、歳月の流れを見る。 ここしばらくは、リサーチのレポートをまとめるべくデスクワークである。が、煮詰まる。書斎から、ラップトップや資料をダイニングルームに持って来て、窓を開... Read more →
「師走らしさ」を敢えて演出している訳ではないのだが、少々立て込んでいるこのごろ。このブログの更新も、滞りがちである。 ここ数日はレポートの期限や原稿の締め切りが迫っており、デスクワークが多い。しかし夜はたっぷり7、8時間は寝ているし、OWCやBECの集いに顔を出してるし、切羽詰まっている訳ではない。 東京時代の師走、つまり二十代のころの「仕事に追われるさま」に比べたら、極楽みたいなものである。あの... Read more →
毎月一度の、聾唖学校での折り紙教室。今日のこの写真を、とても気に入って、しばらくじっと眺めた。もう、すっかり顔なじみになった子供たち。 今日は、クリスマスツリーを作った。 右の二人の女の子は、本当に小柄なのだが、不思議な貫禄があって、妙に「おばさん」っぽいころがおかしい。クリスマスツリーに飾る金色のモールが気に入ったからと、首に巻いているのがまた、似合わなくておかしい。 男の子は男の子で、子供なん... Read more →
※本文と写真(バンガロール鉄道駅)とは、まったく関係ありません。 約半月ほどかかっていたレポートをようやく夕べ、仕上げることができた。仕上がった何十ページもの資料をプリントアウトし、ファイルに綴じる。機械の熱を受けた、厚みのあるその紙の束のほのかな温もりに触れるときの、達成感。 データを電子メールで日本へ送信して、完了。本当に、便利な世の中である。わたしが社会人になってから今日までの20年間の間に... Read more →
来週月曜日、西日本新聞に掲載される『激変するインド』は、ストリートチルドレンをテーマに書いた。前回の結婚と同様、数回にかけて書くつもりだ。原稿を書き上げて、しかし、それに添える適切な写真がない。 以前、ムンバイで1枚だけ撮影していたストリートチルドレンの写真を送ったが、子供たちが動いていて顔がぶれており、よい写真だとはいえない。編集の方から、できれば撮り直して欲しいとの連絡があった。 たいていの仕... Read more →
夕べは、クリスマスパーティーを開いた。ユカコさんとビルには、22日のディナーを一緒に過ごそうと数週間前から言っていたのだが、この時期、休暇で不在の友人知人が多く、スジャータとラグヴァンもすでにデリー。 気がつけば瞬く間に年末。しかし今週になって、BECやOWCで出会った友人やファミリーフレンド、それに比較的ご近所の日本人の友人らにも声をかけ、賑やかな宴となった。 昨日は早いうちから料理の準備を整え... Read more →
一昨日、デリーから戻ってきた。行き帰りは幸運にも霧に見舞われず、飛行機は定刻通りの発着で、デリーの気候も冬ながら太陽が見られ暖かく、これまでになく過ごしやすい12月下旬であった。 4泊5日の滞在中は、連日、家族や親戚と集って「食べて飲む」の繰り返し。家政夫モハン去りしあと、インド家庭料理を毎日食べなくなったので、この冬は格別に、レストラン及び各家庭のインド料理をおいしく味わえた。 それにしても、自... Read more →
Photo: Cannaught Place, Delhi, December 2007 今年も、概ねいい一年であった。 わたしたちの人生は、じわじわと末広がりに。 1996年。わたしたちが出会った年は、アルヴィンドが年男であった。 2001年。わたしたちが結婚した年は、わたしが年女であった。 2008年。アルヴィンドが再び、年男である。どんなすてきなことが、起こるだろう? インド生活も3年目。ま... Read more →