先週より、過激デスクワークの日々が続いている。週末こそ、不動産関係の手続きで外出したものの、「すてき婦人科検診」を除いては、無外出が続いている。
こんなことでは、いかん。
そんなわけで、今日は友人のKさんと共に、ランチへ出かけることにした。最早Kさんと仮名にすることもない感じではあるが。
「ローカルなインド食を食べたい」
という彼女の要望に応え、あの日、開拓したNandhiniへ行くことにした。かなりローカルだけど、大丈夫よね。と念を押して。
あの店は、「誰もが知っている有名店だ」と、当時のドライヴァーが力説していたので、そして確かに、チェーン店は多いし、出前もやってるし、きっと地元人なら誰でも知っているに違いない。という浅はかさで、Kさんちのクルマに乗り込んだ。
ところが、Kさんちのドライヴァーは知らない様子である。
「え〜、Nandhini、知らないの?!」
余所様のお宅のドライヴァーにまで、高飛車な我を許したまえ。道中、人に聞かせたり、迷う彼に辛く当たったり、本当にわたしってばビッチ。特に空腹時はね。
そんなこんなで、この間とは違う、やや裏寂れた感のあるNandhiniに辿り着いたのだった。2階のダイニングは、午後1時だというのに、がらんとしている。なんだか、繁盛してないムード。でも、料理はどのNandhiniも同じ味だというので、ここで食べることにした。
2階で席を取ろうとすると、店員のボーイズが3階のファミリーエリアへ行けという。遊戯具がある、吹き抜けの、無闇にだだっ広いそこは、雰囲気こそいいが、2階のように、ボーイズがおかずをついでくれる「ローカルなムード」がない。
改めて、2階の席へゆく。
料理は、前回同様ミールス(定食)をそれぞれ頼み、加えて、お勧めだというチキンビリヤニを注文。
左の写真が、その、かなり散らかった感じの食卓である。
Kさんには悪いが、前回のNandhiniの方が、よかった。
でも、ここはここで、それなりによかった。
でもやっぱり、前回の方がおいしかった気がするので、今後リベンジで、他のNandhiniも巡ってみようということになった。
ところで、上の大きな写真。食事を終えた2時過ぎごろ、店は「大盛況のとき」を迎えていた。が、ふと気づけばこの2階。我々以外、女子がいない!! ここは男子専用? っていうか、労働者の溜まり場?!
まるで「世界ふしぎ発見!」の「ミステリーハンター」なムードの、Kさんのたたずまいがかわいらしい。
食後はおなじみ植物園、LAL BAGHに立ち寄り、ナーセリーへ。
今は花が美しい季節のようだ。
色とりどりのミニローズ、ポインセチア、黄色いマリーゴールド、トルコキキョウ、サルビア、ハイビスカス……と、鮮やかな色をした花々が咲き乱れている。
ナーセリー内をふらふらと歩き、併設のオーガニック食品店で珍しい食材を購入したりと、なかなかに充実のひととき。
珍しい食材のレポートは、改めてここに掲載したいと思う。
帰路、バンガロールでもっともお洒落とおぼしきBARISTA CAFEのチェーン店へ立ち寄り、コーヒータイム。
久々に、ゆっくりと気分転換ができ、とても楽しい午後だった。
さて、また明日から、気合いをいれてがんばろう。