クリスマスのイルミネーションが残るからこそ、より美しい今のパリ。とてもいい時期に訪れたようだ。今日も小雨は降り続いていたが、寒すぎないだけいいのかもしれない。
綴るよりも、写真を今日は。
●左:ホテルの窓からの光景。授業の様子。 ●右:街角のクレープスタンド。甘い香りがあたりに漂っている。
●左:ホテルを出て、小径を行けば、女子学生の歩く姿があちこちで。ソルボンヌ大学のあたり。
●カフェ "Les deux Magots"で休憩。フランスのビールも、おいしい。
●「軽くランチを」と入った店にメニューはなく。「ステーキとフレンチフライだけ」を出すブラッセリーだった。焼き加減だけを、選択できる。今日は、レアで。
フレンチフライもたっぷりと。
フランスのマスタードはことのほかおいしく。
ケチャップ王国アメリカ(最近はインドも)とは「一線を画している」感じで。
マスタードをつけて食べるフレンチフライのまた、美味なこと。
むやみに食べてしまう。おかわりを、してしまう。
これからルーヴル・ミュージアムへ行くというのに、ホテルに戻って昼寝をしたい気分。
昼間のワインは酔いやすいというのに、たっぷりと飲んでしまい。
フランスのワインは、おいしくて安くて気軽で手軽で、こんな暮らしを続けていたら、果てしなく怠惰になってしまいそうだ。
今日もまた、平日だというのに、周囲の人々も、飲んで食べて。
ちゃんとやっているんだろうか、仕事。
ルーヴルでは、日がとっぷりと暮れるまで、4、5時間を過ごしたが、まだまだ見足りない。ミュージアム巡りは、実に体力と精神力を要するから、毎日少しずつ、巡るのが理想的なのだ。なかなかそうは、いかないけれど。
ミュージアムを出て、右岸をシャンゼリゼ方面へ向けて歩く。夜の観覧車に乗った。夜風を受けながら、揺れてちょっと怖いくらい。
さて、今夜は、バンガロールでご近所さんだった(我が家の2階上に住んでいた)、アルヴィンドとニヴェディタに会う約束をしている。彼らは昨年の8月、パリに越してきたのだ。
アルヴィンドの仕事が忙しいとのことで、待ち合わせは夜の10時すぎ。それまでは、シャンゼリゼで夕食でも食べながら過ごそうと思う。
またしても、ティーサロンのLADUREEに入り、軽くサーモンとイクラのサラダを。
バンガロールに住む共通の友達夫婦、ラシュミとブラッドレイも、近々パリに赴任するのだとか。みなが転々と、地球上を移動していて、遠いとか近いとかいう「距離感の尺度」が、最早、曖昧。
帰りに乗ったタクシーのドライヴァーは、モロッコのマラケシュから来たのだという。行ってみたい、モロッコへも。