■極まれり。インドコスメ道。
インド移住以前から、インドを訪れるたびに少しずつを試していたインドのコスメティクス、及びシャンプーや石けんなどのトイレタリー用品。
現在、メイクアップコスメを除いては、すべてインド製を愛用している。
インドには、アーユルヴェーダの処方に基づいてコスメティクスを製造しているブランドがいくつもあり、それぞれに、かなりいい商品を生産しているのだ。
ローズウォーターやキュウリの化粧水、サンダルウッドやハチミツ配合の石けん、ニームやターメリック入りの洗顔、シカカイやアムラオイル配合のシャンプーなど、あげればきりがないほど、自然の産物を多用した商品が多い。
わたしは、一つのブランドに限らず、いろいろなブランドを試した中から、お気に入りの商品をピックアップしている。
なにしろ、料理などと違って、「おいしい」「おいしくない」と瞬時に判断できるものではなく、しばらくは使用してみなければ結果が出ない。これまで、もちろん当たり外れもあったが、外れた物は「夫用」に流れていくので、基本的に無駄はない。
そもそも単価が安いこともあり、気軽に試せるという利点がある。
と、なぜ急に、コスメティクスの話題に触れたかと言えば、久々に「ヒット商品」に遭遇したからだ。ついには、ファウンデーションに挑戦してみたのだが、これが思いのほか、よいのである。
使用が憚られるほどに安く、あやしげなパッケージなので、これまで購入を躊躇っていたのだが、昨日、ファウンデーションが切れたのを機に買ってみたのだ。サンダルウッド(白檀)とバラが配合されたクリーム状のファウンデーション。香りもよい。
インド生活。楽しむネタは尽きない。
■ベルギーのビールも。
海外からの輸入製品が、続々と流入している昨今のインド。アルコール飲料にしても、然り。
このごろは、ベルギーのビールがスーパーマーケットでも入手できるようになった。
いやベルギー産だけでなく、先日はアサヒのスーパードライも見かけた。
さて、写真は本日、友人とランチをとったSunny's。
友人はベルギー産のCHIMAYのWHITEを、わたしはCHIMAYのBLUEをオーダーしたのだが、BLUEは品切れていたらしく、なぜだかベルギー産として紹介されていたこのオランダ産ビールを選んだ。
ビール王国ベルギーは、ビールだけでなく、さまざまな食べ物がおいしい。はじめてベルギーを訪れたのは取材でだったが、当時アルコールをあまり飲まなかったわたしでも、そのビールのおいしさに感嘆したものだ。
各々のビールの銘柄に合わせたグラスが存在する。グラスのその、さまざまな形やデザインも、ビールとともに楽しめるというのがいい。
ランビック産フルーツビールの味わいもまた格別だ。決してファンシーな飲み物ではなく、甘酸っぱく華やかな香りのする、たとえばラズベリーやストロベリーのビールがあるのだ。ビールというよりは、香りのよいスパークリングワイン、といった感じでもある。
いつかそんなビールも、インドで買えるようになるのかもしれない。
※フルーツビールについては、2004年12月30日の片隅に書いている。