先頃より不調を訴えていた我がMacBook。なんとか自力で問題を解決し、つつがなく作動しているかに見えていた夕べ。突然フリーズしたので強制終了をした。
そうして再びスイッチをいれたところ、パーンと言う起動音はするものの、ハードディスクからシャラシャラという、いやな音。そして、いつまでも画面は白く、何も現れない。なんだか、ハードディスクがやられた予感である。
ああぁぁぁぁ。
こんなこともあろうかと、予備で持って来ていた2004年購入のiBookを使用している。そもそもこれの具合が悪くなったため、2006年(2年前)に帰省したおり、急遽購入したMacBookだった。が、そちらが先にだめになってしまうとは。
それにしても、2年で老朽化とは、あまりにも早過ぎると思うのだが、どうなのだ?
無論、完全にだめになったかどうかは、まだわからない。月曜日、ムンバイのiStoreに出かける予定だ。だが、あまり期待はしていない。喪失を覚悟である。
先月末の不調の際にバックアップはほとんど取っておいたが、今月に入ってから、バックアップを取っていなかった。幸い、大切な書類などはプリントアウトしていたが、写真その他は、ない。まあ、それは大きな問題ではない。
一番困っているのはメールの保存。バックアップを取っていたはずなのに、ファイルを開いたらどれも空白なのだ。うまく保存できていなかったらしい。Yahooのアカウント分は別として、この2年間のメールのやり取りが見られないのは辛い。
本来であれば、アップルご自慢のi.macの機能を使って、指定のサーバにデータを保存できるはずであった。しかし、その機能の使い勝手が非常に悪かったのに加え、先月、この不具合によってトラブルが起きているということがわかったため、使わない設定にしていたのだ。
以前も書いたが、ここはインドである。日本語環境のコンピュータは購入できない。万一、2004年購入の「イエローカード」なこのiBookがだめになってしまったら、半ばおしまい、である。仕事ができなくなってしまう。
半ば、と書いたのは、一応バンガロール宅に「鏡餅風デザイン」のデスクトップiMacがあり、それをなんとか使うことができる。多分インターネットも接続できる。が、ムンバイにまで、あの鏡餅を持ち運んで使うことは、当たり前だが不可能だ。
今年は必ず日本へ帰るといいながら、すでに9月下旬。実は来月、母が70歳となるため、それに合わせて帰ろうかとも思っていた。
しかし、来月中旬にちょうど十日ほど出張が入り、その仕事はどうしても興味があることなので、帰国はまたときを改めて、と思っていた。そう言いながら、ずるずると帰らないままになりそうであった。
「たまには、日本へ帰りなさい」
と、言われているような気がしないでもない。ただ単にコンピュータが壊れただけの話といえば、そうなのだが。
そしてコンピュータは母親の古希の誕生日よりも大切なのか、という話にもなるのだが、まあそんなややこしい話はおいておいて、だ。
11月上旬までに、なんとか時間を調整して、せめて福岡にだけでも帰ろうと思う。そろそろおいしい刺身やら寿司やら焼き肉やらを供給する時期でもある。
それにしても、毎日毎日毎日毎日飽きもせず、あれこれと起こってくれる日々である。嗚呼!