瞬く間に8月が終わろうとしている。そうこうしているうちに44だ。通常、歳の差7歳の夫とは、この20日余り6歳違いである。このごろ日本で登場した概念「アラフォー」を使えば、二人とも同じアラフォーだ。だからどうなんだという話だ。
出会った当初の、23歳と30歳は、かなり「歳が離れている」と感じていた。しかし、13歳と20歳よりはましだ。この場合、犯罪の匂いが濃厚だ。
ともあれ、年を重ねるとともに、「分母」が大きくなって、誤差が縮まる気がする。73歳と80歳。もはや同じようなものである。ともあれ、年齢など最早、目安に過ぎない。若くても、大人な人は大人だし、年寄りでも、子供な人は子供だ。偉そうな人は若くても偉そうだし、謙虚な人は年寄りでも謙虚だ。
cross fmのラジオの音声。BGMが入ったものも、自分のトークの部分だけを編集してまとめている。「BGM入りを聞きたい」と言う友人がいるので、メールで送ろうと思う。もしも、ぜひ聞きたいという方があれば、こちら(←文字をクリック)にその旨、お知らせいただければと思う。後日、Bcc にて、4回分を数日おきに、送信する予定。ちなみにデータの重さは6〜7MB前後だ。
数日前から、我がホームページ(museny.com)が開かないということを、人から聞いて気づいた。問い合わせたところ、サーヴァーがダウンしているらしい。思えばブログばかりを目にしていて、更新が稀なホームページはおざなり気味であった。使用していたソフトウエアは2代前のコンピュータにしか入っておらず、このコンピュータからでは使用できない。それにしても、いつ復旧するのやら。サーヴァーは米国拠点。相変わらず、カスタマーサーヴィスが緩い。気長に待とう。
昨日の夕方、夫とともに大型家電店CROMAへ赴いた。夫は新しいラップトップを買うために。わたしはハンディカムを買とiPhoneの購入を検討しに。ハンディカムは、マックでは編集できないと言われた。ほんとかどうかわからんが、保留。iPhoneのG3Sは、インドに今月には入ると言われていたが、まだのようだ。少なくともCROMAでは。G3Sには動画機能もあるので、もう、ハンディカムなしでiPhoneだけでいいかも。ところでCROMAは要精進! 問題多し。ムンバイの秋葉原の方が、混沌ながらも、知識豊富な店主たちがいて信頼できる気がする。
先週末からガネーシャ祭りが始まっている。去年の今頃はバンガロール宅に戻っていて、よく確認せずクライマックスの日にムンバイ宅に戻って来て、大渋滞に巻き込まれてたいへんだった。祭りは数日で終わると思っていたが、10日もあるらしい。毎日のように、ご近所は大賑わいだ。土曜日は、激烈な爆竹やら花火やらで、騒がしさ絶好調だった。
インプラント同時進行。抜歯を経て、現在2本の奥歯が不在。つまり、がっちりと咀嚼できない。この状況に陥って殊更に、自分がいかに、咀嚼力を要する食べ物が好きだったかがよくわかる。柔らかいものばかりを食べていると、病人気分満点。やや硬めのものを、前歯周辺だけで咀嚼してみれば、かよわき草食動物になった気がして気分が萎える。わたしの歯のためには、ヴァジタリアンに転向すべきなのかもしれない。性格が、変わりそうな気がする。
ムンバイ宅は、自分で家事をするのだ。という心意気で数日を過ごして来たが、ご近所で働いているメイドが、我が家の様子を聞きつけて(使用人業界スーパー・ネットワークによる)、営業に来た。英語力皆無だが、第一印象はいい。英語が話せても「馴れ馴れしいお友達感覚」だったヨギータよりもはるかによい。1日目、ゼスチャーですべてを伝授。3日目の今日、黙々と仕事をしている。丁寧。よかった。それにしても、わたしのヒンディー語。有言不実行では情けなさ過ぎるので黙る。
今月の西日本新聞の『激変するインド』は選挙関連の記事の都合で休載。すでに原稿は書いてしまっているが、1カ月遅れでも支障のないないようだったので、助かった。食に関すること。調べれば調べるほど、奥が深い。
抜歯した日、夫が注文したレンタルDVD(宅配。便利)はたまたまジュリア・ロバーツが主演だった。Duplicity。邦題は『デュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜』。映画の内容はさておき、わたしの顔の半分ぐらいの面積に、目鼻口眉それぞれ倍ぐらいの大きさのパーツがぎっしり詰まっている感じの顔に、改めて、見入る。
昨日から今日にかけて、2本の原稿を書いている。1本は携帯電話事情。小さいコラムではあるが、確かな情報を得るべく、昨日は街のテレコムショップを取材。やっぱり、個人商店の店主は知識が豊富で学ばされること多く。貧しき人々でも携帯電話が持てる理由が、よくわかった。安い。インドならではのサーヴィスもまた、興味深い。
夕べ久しぶりに、ババ・リンの店へ行った。Ling's Pavilion(林園酒家)である。バンガロールの南京酒家を閉じて以来、ババ・リンは兄のニニ・リンと仲良く店に出ている。歯の調子が悪いので、豆腐入りのスープや柔らかい魚の煮込みなどを注文した。最後にババ・リンがアイスクリームをサーヴィスしてくれた。インドでは、あちこちで、しょっちゅうサーヴィスをしてもらえるわたしたち。幸せ者である。食べ過ぎでもある。
昨日は、パルーシー(ゾロアスター教徒)の人たちの正月だった。ガネーシャ祭りと相乗効果で、賑やかだ。ババ・リンの店にも、パルーシーの家族がたくさん訪れていた。彼らの多くは長身で、肌色が薄く、目鼻立ちが美しい。気がする。
さて、現実逃避もこのくらいにして、さっさと仕事に取りかかろう。