■ ムンバイから戻り、長閑に過ごす週末。日曜は一人で買い物に出かけた。毎度おなじみUBシティのCafe Noirへ、パンを仕入れに。ついでにランチも。
ここのサンドイッチは、インドにしてはかなり美味なのだ。フライドポテトも、日によってコンディションは異なるが、概ねおいしい。
いつもは小型バケッドを使ったサンドイッチを頼むのだが、昨日はクラブハウスサンドイッチにしてみた。「ムーラン・ルージュ」と名付けられたそれは、トマトとキュウリ、ゆで卵、レタス、そしてハム的ベーコンが挟まれている。
非常に美味。
小さなサラダもついていて、180ルピー。以前も記したが、ここのオーナーは、イタリアンレストランToscanoのお兄さんが経営している。
フランスでテレコム関係の仕事をしていたのが、弟に誘われて60歳にして「脱サラ」し、インドでカフェを開いたという次第。
なるたけインドの素材を使って、値段を抑えめにしている。たくさんの人に、気軽に食べてもらいたいから。
と以前彼が語っていたが、こういう店が存在するのは本当にうれしい。オベロイの850ルピーを見た直後だけに、有り難みも増すというものである。
■■ その後、カニンガムロードに数カ月前オープンしたという小さなカフェ、Dolciへ。
先日、日本人駐在員夫人に教えていただき、直後立ち寄ったのだった。
そのときに買ったスイーツ類がなかなかにおいしかったので、今日もまた。
エクレア好きな夫のために、小さなプロフィトロールとチョコレートエクレアを。
小さいとはいえ、それぞれ一つが15ルピーと20ルピー。30円と40円。インドの食材の原価を鑑みれば、これが「妥当な値段」である。
なにやら値段のことをしばしば書いている昨今だが、これは個人的な懐事情や経済観念とはまた別の、インドにおける物価のわけわからなさの現状を、ただレポートしたいだけである。
■■■ いつも野菜を調達するNamdhari's Freshに立ち寄ったところ、野菜が全体に「ぐったり」している。夏のこの時期、野菜は瞬く間に弱り、傷んでしまう。
流通の問題もあろうが、品種改良が進んでいないものも多いのだろう。特に葉野菜はくたびれるのが早い。とはいえ、軽度であれば、冷水にさらせばあっという間に元気になるものもある。
さて、今日は比較的元気だった、ネギ、ズッキーニ、ナス、マッシュルーム、そして常備野菜のトマトやタマネギ、ニンジンなどを購入。と、しばらく店頭から姿を消していたエリンギを発見!
わたしはこのエリンギが大好きなのだ。特にバター焼きがシンプルで好き。というわけで、今日はキノコのパスタにしてみた。
■■■■ エリンギとホワイトマッシュルームに加え、ニューヨークのWhole Foods Marketで仕入れてきていた乾燥ポルチーニマッシュルームも恭しく取り出す。
ポルチーニマッシュルームは、水につけて出汁をとる。リゾットにもよく使われるこのマッシュルーム。乾燥させると香りがより濃厚になるのだという。
たっぷりめのオリーブオイルとバターをフライパンに入れて軽く熱し、ガーリックをそのまま適量入れる。インドのガーリックは小振りなので、切らずにそのまま「揚げ焼く」感じで、軽く焦げ目を付けると美味。
ガーリックが軽く色づいたところでタマネギの千切りを入れて炒める。これまたじっくりと炒めれば、タマネギの甘みが増して美味なのだ。
これに各種マッシュルームとネギ(スカリオン)を入れて軽く炒めた後、ポルチーニとだし(醤油、白ワインなどで適当に味付け)を入れて軽く蒸し煮る。塩こしょうでの調味は適当に。
茹で上がったパスタ(フェットチーネ)にざっとかけて出来上がり。ヴェジタリアンでもよかったのだが、夕べの残りの切り身の魚があったので、それも別のフライパンで焼いて上に載せた。
おいしかった。
今日は他に書きたいことがあったのだが、なぜか料理のレシピになってしまった。書きたかったことは、明日にしよう。
そういえば、今日、すばらしく美しいハイビスカスを見た。
キレイなブログ(←Click!)に書いているので、どうぞお読みいただければと思う。
インド発、元気なキレイを目指す日々(第二の坂田ブログ)(←Click)