東京では、主にはサミットへの参加が目的だが、クライアント先でレクチャーを行うことになった。福岡の予定はまだ、立っていないのだが、レクチャーを1本行うことだけは、決まった。
今のところ、計2回。それぞれ、90分から120分。
せっかくの、インドを語る機会。ヴィジュアルもふんだんにプレゼンテーションを、と思うと、パワーポイントの資料作りにも気合いが入る。
「インド初心者にもわかりやすく」
「住んでいるからこそわかる、インドのライフスタイル」
を意識しつつ、興味をそそる、楽しい内容にしたい。
膨大な素材の中から、適切なテーマ、適切な写真を取捨選択するのがたいへん。たいへんだが、作る過程は楽しい。
とはいえ、旅の前に、前倒しで仕上げておきたい仕事などもあり、時間は迫っている。
かくなる次第で、『表』『裏』双方ともに更新が滞っているブログ。
だが、『第5回ローカルフード探検』を実施したり、カニを茹でたり、豆腐を作ったり、相変わらず、よく食べ、元気だ。
探検隊レポートは、プレゼンの準備ができてから、更新したい。
豆腐といえば! 『裏ブログ』に製法を記したところ、非常に好評だったので、こちらにも掲載する。
上の写真。適当な和の陶磁器がないので、敢えて漆器に盛りつけたが、豆腐である。
デリー在住の友人、Y子さんがFacebookに公開しているのを見て、「これはワンダフル!」とばかりに、さっそく真似をしたのだ。
これ、使う材料は、インドで手軽に入手できるところのチックピー(ひよこ豆)と水のみ!
しかも超簡単!
・ざっと洗った豆を1カップ、一晩、水につけてもどす。
・一旦、水を切り、2カップの水を加えて、ブレンダーにかける。
・布で漉した液体を、木べらでかきまぜながら、中火でとろとろと煮込む。
・柔らかめのカスタードクリーム状になったら、火を止める。
(このとき、うっかりダマができたら、裏ごしをお勧めする)
・適当な器に入れて、冷蔵庫で冷ます。
するともう、固まるんですよ。にがりなしに。
アルヴィンドも豆腐好き。わたしも好き。味は、かなり大豆の豆腐に近い。水の量を増減することで、硬さも調整できるようだ。
ネギもなにもなかったので、ただ醤油を垂らしただけだが、ともかく、ナイス! な一品だ。先日の「トマトの甘酢漬け」と並んで、我が家の食卓に、頻繁に登場するメニューとなりそうだ。
ちなみにおからは、コロッケやらなんやらに使えそう。わたしは先ほど、ごま油と醤油、少量の砂糖などで煎っておやつがわりに食べた。おいしかった。
インドではオーガニックものさえも、廉価で大量に入手できるチャナ。チックピー。ひよこ豆。これと水だけでできるなんて、本当にすばらしいものである。
ちなみに、味噌汁に入れてみたが、ほんわかとしたゴマ豆腐風の舌触りになって、これまたいい感じであった。
豆腐は手に入らないが、ひよこ豆なら手に入るという地にお住まいの方、ぜひ、お試しあれ。
さて、本日もまた、これから作業に集中だ。その前に、以下、動画をはりつけておく。日本の原発関連の情報は、数日おきに、意識的に、チェックしている。
思いは巡る。