バンガロールのULSOOR LAKE沿いにある、住宅を改装して作られたセレクトショップ、AMBARA。
入り口部分は鉢植えが並ぶナーサリー、奥の部分が、サリーなどのテキスタイル製品やジュエリーを扱うブティックになっている。
我が家から、車で十数分と近いこの店。たまに掘り出し物に遭遇できることもあり、時折訪れている。
過去に掲載したこの、ひたすら運針のサリーも、ここで買ったもの。
軽くてふわふわのシルク素材に、ひたすらのカンタ刺繍。
これは、日本人の奥様方にも好評で、「どこで買ったの?」としばしば尋ねられる。
しかし、サリーとは毎度記している通り「一期一会」。
量産されているものでもない限り、まったく同じものに出合えることはほとんどない。
このサリーも、この一枚以外、どの店でも見たことがない。
ともあれ、このブティックには、各地の伝統的な、しかし現代に着用しても新鮮に見える、すてきなサリーがコレクションされている。
というわけで、前置きが長くなったが、今日の本題は期間限定販売の商品について。
現在、このAMBARAの一隅で、NGO団体による布製のクリスマスグッズやぬいぐるみなどが販売されている。
貧しい女性たちの職業支援をすると同時に、手工芸品を販売するNGO/NPO組織は、インドではずっと以前からあった慈善活動の形。
たとえば、下の写真。過去の記事からの転載だが、参考までに。
■尼さんと刺繍/ 祖母の慈善団体/ 久々の鍋。(←Click!)
上の記事にも記しているが、アルヴィンドの母方の祖母は、孤児院を運営しており、同時に貧しい女性たちのための職業支援を行っていた。
今でも、その活動は、親戚の間で引き継がれており、アルヴィンドの従兄弟の妻が、手工芸品の販売をしている。
最近では、手工芸品の制作を、海外のNGOや個人、あるいはNRIが指導するケースも増えてきているようで、「モダンなテイスト」の商品がよく見られるようになった。
ここで今、販売されているこれらの商品も、クリスマスのオーナメントなどもあれこれとあり、なかなかに素敵なものが多い。
いずれも手作り。素朴且つ不揃いだが、そこがまた、温もりがあっていいもの。というわけで、わたしもクリスマス用の飾りをいくつか購入した。
それから、キリンを2頭。
バンガロール在住の方。今月いっぱいの限定期間、オープンしているとのことなので、興味のある方、立ち寄られてはいかがだろう。
■AMBARA @ MuseIndia.info。 (←Click!)