■旅の序章:スリランカを旅するにあたっての、経緯など インドの南東端、亜大陸のすぐそばに、そっと寄添うように位置するスリランカ。その地形を見る限りでは、まるでインドと一つの国であっても不思議ではない印象を受ける。 しかし、インドとは似て非なる、独自の歴史、文化を育み続けた国だということを、今回の旅を... Read more →
■ニゴンボ Negombo:静寂が似合うブティック・ホテル。旅の始まり 目覚めれば、朝靄に包まれた庭が、麗しい。 箒を携えて庭を履く女性の姿が、美しく見える。異国だな、と思う。 なぜならそれは、インドと似て非なるディテールだからだ。 インドでは、なぜか人々は「柄が非常に短い箒」を使い、腰を曲げて掃く... Read more →
■ダンブッラ Dambulla:スリランカンな朝食を、ほんの少し味わう。 さて、本日もまた、ダンブッラを拠点の旅。午前中はホテルから車で1時間半ほどの場所にある「ポロンナルワ」へ赴き、午後はダンブッラへ戻る途中、ルートをはずれたところにある「シギリヤ」へと赴く。いずれも古代遺跡だ。 他にも見どころは... Read more →
便宜上、旅した日に合わせて「1月23日」と設定しているこの記録。しかし現在、すでに2月1日。スリランカから戻って数日がたち、あっという間に日常のどたばたの渦の中だ。 買い物に打ち合わせ、ローカルフード探検、会食……と、旅愁に浸るまもなく「インド的日常」が押し寄せている。 諸々、時間も押している。 と... Read more →
■ヌワラエリヤ Nuwaraeliya: 清澄な空気に包まれて、のどかな森の道を散歩 窓から差し込むまばゆい朝日で目が覚める。 窓を開けば、清らかな空気が流れ込み、なんとも清々しい。朝食前に、ホテルが手配してくれるガイドのお兄さんに導かれ、近所の山道を1時間ほど、散策することにした。 ホテルの裏手か... Read more →
■シンハラジャ Sinharaja: 熱帯雨林の一隅を歩く。そして、奴にやられる。 バサバサッ、とシーツをめくるような、大きな音で目が覚めた。夫が起きたのかしら、と確かめるに、まだ寝息をたてて眠っている。 どうやらそれは、ロッジの天井に舞い降りた、大きな鳥の羽根の音だったようだ。時計を見ると、午前4... Read more →
■ゴール Galle: 夢から覚めたあとの、夢。 目覚めてなお、夕べの喜びが、引き続いている。窓から差し込む朝日。寝ぼけたまま、半ば無意識のうちにカメラを手に取り、顔も洗わずに、写真を撮る。 目の前にある光景を、とどめずにはいられない、衝動。 シャワーを浴び、身支度を整え、朝食に向かう前に改めて、カ... Read more →
■ゴール Galle: 心地のよい非日常の快適さ。旅の醍醐味が詰まった朝 目覚めた直後。普段のように、お湯を沸かして、二人、白湯を飲む。いつもは、家の庭。我が家の庭もまた、すてきな場所だけれど。 旅先には、非日常の心地よさがある。 屋根。焼きむらのある八つ橋のような瓦が積み重ねられた屋根を眺めながら... Read more →
■ありがとう。心地のいい部屋。また、来ます。 ついには、スリランカを離れる朝。 今日はこれから、スリランカ最大の都市、コロンボへ向かう。コロンボで、この記録の最初に記した、夫のビジネスフレンドであるニハール夫妻とランチを共にした後、空港へ向かう。 目覚めて、身支度を整えた後、一人で近所を散歩する。ま... Read more →
[Sri Lanka 01] 空路1時間。インドとは似て非なる島国へ [Sri Lanka 02] 緑滴る田園地帯。仏教遺跡を経て湖畔リゾートへ [Sri Lanka 03] 土地の味。灼熱の都市遺跡。1,300階段と絶景! [Sri Lanka 04] 緑濃きヌワラエリヤ。絡み合う紅茶と内戦の歴史... Read more →