本日午後、夫もまた香港経由で福岡入りした。わたしは、昼ごろ、母と一緒に香椎へ夕飯の買い物などに出かけていたのだが、途中で別れ、夫を迎えに行くべく、香椎駅から博多駅経由で福岡空港へ。
市街中心部の博多駅から福岡空港までは、地下鉄で5分という利便性の高さ。無論、到着駅は国内線ターミナルなので、国際線のシャトルバスに乗り換えねばならず、その移動に15分程度を要する。いずれにせよ、とても便利だ。
その一方、福岡国際空港自体の「時代遅れな印象」は以前から極めて残念。夫も言っていたが、まずトイレが汚い。掃除が行き届いていない。これは毎年感じること。また、タクシー乗り場の標識が、とてもわかりにくい。待つ場所が3カ所あるのだが、1つが大型車、あとの2つは、普通車のはずなのに、なぜか日本語では、1カ所が「プレミアム」と書かれていて、その差異がわからない。最初から、プレミアムには誰も並んでいない。
居合わせた外国人が、どちらに並ぶか困惑しつつ、違いは何なのかをわたしに尋ねてくるが、日本語でも意味がわからない。そうこうしているうちに、あたかも割高な印象を与える「プレミアム」と書かれたサインの前に、しかし普通車が停止し、あとから来た日本人ビジネスマンが、長蛇の列を横目にさっと乗り込んで行く。かなり感じが悪い。
帰路、タクシーに乗り、運転手さんにその件を話したところ、もう何年も前から、空港側には苦情を申し立てているらしいが、全く改善されないらしい。その気になれば、標識を書き換えるだけ、30分もあれば解決するようなことなのに。この程度の改善がなされないのは由々しきことだ。オリンピックを契機に、福岡にも今まで以上に多くの外国人が訪れることになるかもしれないのだ。極めて簡単なことなのだから、すぐに改善して欲しい。
さて、夫を迎えるべく本日の夕餉は、西鉄香椎駅の前にあるストア内の「藤けん鮮魚」にて調達していた。数日前に、刺身のお造りを作ってもらったお店だ。店のお兄さんたちと世間話をしていたとき、わたしはインドから一時帰国で戻って来ており、刺身大好き日本料理好きなインド人の夫も来るのだという話しをしたら、ぜひ連れて来てほしいと頼まれたが、夫を連れて買い物にくる時間的余裕がないので、母と赴いたのだった。
夫の好みそうなネタを見繕い、予算をお伝えしたところ、こんなにも豪華なお造りに仕上げていただいた。
どのネタも、新鮮で、歯ごたえがあって、本当においしい! そしてここに書くのは憚られるが、驚くほどにリーズナブルなのだ。福岡の食、最高。機内食をしっかり食べてきたとかで、余りお腹が空いていないと言っていた夫だったが、喜んで食べていた。自宅でも十分においしい食事を楽しめる。幸せだ。
ところで、わたしが香港空港で購入を思いとどまったiPhone11。夫が国際保証について各所に問い合わせたところ、問題ないとのことだったので、彼が香港で買って来てくれた。iPhone6sから一気に昇格。Simカード含め、まだ全てを移行していないが、先ほど写真を撮ってみたところ、そのクオリティの高さに感嘆する。もう少し、きちんと勉強して、フルに使いこなそうと思う。