例年よりも少し早めに秋の一時帰国を終えたこともあり、今年は久しぶりにディワリ・ホリデーをインドで過ごした。そして今日はまた、ここカルナータカ州の祝祭日につきお休みで、3連休。
再来週から、バンガロール取材の仕事が入っており、諸々の準備をすべきなのだが、気持ちがどうにもホリデー・モード。昨日は集中したけれど、「ドタキャン」や「ドタ変(変更)」の心構えをしておくべきは、いつものこと。
臨機応変力。我がフレキシビリティは、インドにて、米国在住時よりもさらに強化されたが、ときどき、何もかもが面倒になって、投げ出したくなる。昔のように、地図を片手に最低限の荷物だけを携え、未知の世界を放浪したくなったりもする。
さて、今年の南インドはかつてなく、雨が多い。
4、5月の盛夏の際には、かつてなく水不足が深刻化し、断水さえしていたというのに。
わずか半年足らず前のことが、遠い記憶のように、雨ばかり降り、家の各所が湿気過多。今週はホリデーとはいえ、クローゼットのあちこちを掃除したりもしていた。
そんな中、今日は久しぶりの青空広がる朝。カルナータカ州の、いったい何の祝祭なのか。今更ながら気になったので、調べてみた。以下、要約。
かつてマイソール藩の領土であったこの一帯。1947年のインド分離独立後、マイソール藩王家はインドへの編入に同意。1950年に「マイソール州」となり、元藩王は1956年までラージ・プラムクの称号で州知事を務めた。
1956年の今日、すなわち11月1日、「国家再編法」によってこの地域の州が統合され、マイソール州が成立。現在の州域が確定された。17年後の1973年、州名がカルナータカ州と改称された。
久しく住んでいながら、知らなかった大切な日のことを今更ながら学ぶ。
庭のパパイヤの実が、ようやく熟した。1つ目を収穫して、食す。特筆すべき、ではないが、普通においしい。やさしい味。来年、新居完成の暁には、オーガニックの自家菜園を作り、果物の木も植えよう。
ちなみに、パパイヤ以外にも、この夏、庭を歩きながら食べたあと埋めたマンゴーの種から芽が出ている。その前に、なんとなく埋めてみたアボカドの種からも発芽して、気がついたら、非常に大きくなっている。
今後は少し計画性を持って、植えてみようというものだ。