持ち寄ったお菓子をテーブルに広げ、互いに回し食べながらのミーティング。
口角泡を飛ばしながら、語り合う、議論する。
ランチタイムには、ヴェジタリアンの皿、ノンヴェジタリアンの皿、
「これおいしいよ」
「ミホもどう?」
宙で交差させながら、シェアして、シェアして、いろいろ食べる。
* * *
夜のパーティ、着飾って、飲んで、語って、踊って、食べて。
見知らぬ土地を、皆で旅し、新しい経験を重ねる歳月。
当たり前すぎるほどに、当たり前だった。
しばらく封印していた記憶の箱。久しぶりに、蓋を開ければ、
煌く宝石のように、まばゆい。