バンガロールは、モンスーンを経て、このところ蚊が増えている。当地に限らず、インド各地でデング熱が流行り始めているようだ。
我々夫婦は、2015年に罹患した。その年は、我が家界隈に「デング熱ウイルスを持つ蚊」が大量発生していたようで、ご近所さんも複数名、入院した。我々夫婦は軽症ですんだ。デング熱に関しては、予備知識がないと、症状を悪化させる可能性が高い。ぜひとも下記のブログをあらかじめ、読んでおいていただきたい。インドにお住まいの方々にもシェアしてほしい。なお、肝心な部分だけ、以下、転載する。
【坂田がデング熱に罹った際に気づいたポイント】
*発熱した当初は、まさかデング熱だとは思わなかったが、薬を飲まなかったこと、ココナツウォーターやエレクトラルなど、大量の水分を摂取していたことが、軽症の理由のひとつかもしれない。
*デング熱は、風邪やインフルエンザとは異なり、咳や喉の痛み、下痢などの症状がない。つまり、高熱が数日続いているにもかかわらず、喉の痛みや咳、鼻水などがない場合、デング熱の可能性あり。
*アスピリンや日本のロキソニンに含まれる解熱剤の成分は、デング熱の症状を悪化させるので要注意。
*高熱が出た際は、最初の対応が重要。すぐに解熱剤を飲むのではなく、まずは大量の水分(ココナツウォーターやエレクトラル、新鮮な果汁など)を摂取して安静に。熱が2、3日以上続く場合は、病院へ。食欲がなくても、滋養のあるチキンスープ、バナナやリンゴなどの果実、ヨーグルトなどを食べて体力が落ちるのを防ぐ。
*デング熱は数日発熱が続いたあと、一旦、平熱に戻る時間帯がある。治ったと油断させておいて再び発熱するのが紛らわしい。
*デング熱を発症すると、血小板の数値が下がる。血小板数値は平常が13万から35万程度。10万以下になると血が止まりにくくなる。5万を切ると自然に鼻血が出たり皮下出血が始まって紫色の斑点が出たりする。3万以下では腸内出血や血尿、2万以下になると生命も危険になることから、輸血が施される場合もあるという。坂田は5.5万程度でとどまった。
*血小板の数値を上げるらしいとドクターに教わったものは、キウイ、ザクロ、パパイヤの葉のジュース。最近ではパパイヤの葉のサプリメントも販売されている。上の写真は、我が家のパパイヤ。
🤒「デング熱」に注意! 解熱剤が症状を悪化させることもあります!⬇︎必読!
https://museindia.typepad.jp/library/2023/08/dengie.html
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