宙ぶらりんの身の上にも慣れてきた昨今。ライフとは、そういうものなのだと、このごろは言い聞かせつつ。新居と旧居の二拠点ライフについて。
新居が「ほぼ完成」して早くも2年が過ぎた。本当ならば、4猫らを連れて、新居に落ち着きたいところだが、コミュニティ全体の工事が遅れに遅れに遅れている。周辺のヴィラが工事中で、平日は騒音やら埃やらで落ち着かず。いまだに新居はウイークエンドハウス状態だ。
2013年、起工前の「更地」だったこの物件を購入した。完成は2017年の予定だった気がする。遠い目。そもそも、遅れたうえにパンデミック時代に突入し、諸々混沌。「バンガロールのサグラダ・ファミリア」と冗談で言っていたが、本場バルセロナのサグラダ・ファミリアは、ガウディ没後100年にあたる2026年、つまり2年後に完成と言われている。負けるかもしれん。どんなに遅れても、還暦の誕生日には間に合うだろうと思っていたが、どう考えても間に合わない。もういい。
台所用品や食料は、ほぼ双方にまんべんなく整えている。書斎も双方にあり、仕事などをする分には問題ない。しかし、書籍の8割は新居の月光ライブラリに置いている。洋服はほとんど旧居。着物やサリーはすべて新居……という状況につき、やはり面倒といえば面倒だ。しかし、どちらの家も気に入っていて、それは幸いである。
新居への完全シフトが実現した暁には、地下の多目的すぎるホールに茶室を作ったり、外庭に日本庭園を作ったりと、「和のテイスト」を強化したい。我が日本志向は、ここ数年のできごとゆえ、遅れたとはいえ、このタイミングはよかったのかもしれないと思う。
このごろは、日本をインドに伝える仕事が次々に入ってくる。レポート、セミナー、展示会……。無理のない程度に、しかし、わたしだからこそできることを、丁寧に実現していこうと思う。
🍆先週末の食事の様子。インドではオクラが極めて一般的な野菜のひとつであり。夫がネバネバを嫌うので滅多に買わないが、健康にいいので、たまに買う。一袋が多いから、食べ尽くすのがたいへん。
日曜日は、ナスやオクラ、サツマイモを全部、素揚げにして、煮浸しにした。こうすると、夫もオクラをそこそこ喜んで食べる。出汁につかった椎茸や昆布も食べる。全部、おいしい。新居の味噌が尽きていたことを忘れていて、味噌汁を作れなかった。こういうとき、困る。どちらにもしっかりストックをしておかねば。
😼次男JACKは、わたしのことが好きなくせに、嫌いなふりをする。呼べば逃げる。しかしいちいち邪魔をする。わたしがジャーナル(yPad)を広げると、その上にぴったりと、載ってくる。布団じゃないのよ!
生首をやってるのはROCKY兄さん。きもかわいい。
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